■5月26日(土)曇
会員になっている日本山岳文化学会の年次総会がありました。
予算不足のため、従来の活動内容を維持することが難しい現状が報告されました。
会員を増加して会費収入を増やすことも大事ですが、
同時に、少ない経費で効果的な対外アピールの方法を工夫してゆく必要があります。
それには、デジタル技術を活用してゆくのが一番だと思います。
記念講演は、稲葉香さん「河口慧海の足跡を辿る」でした。
昨年の2カ月間余りの旅(「遠征」と言っていました)が、スライドとビデオで語られました。
河口慧海をテーマにしていますが、
稲葉さん自身がヒマラヤにひかれる理由が、とてもよくわかる講演でした。
旅や登山、冒険は、実行して終わりではなく、
発表したり表現したりすることが、大事なんだなあと感じました。
この学会で実施していることは、研究、学習、発表などですが、
すばらしい内容だと思っています。
予算不足のため活動が縮小してしまうのは残念です。
会員になることが、学会の活動を応援することになります。