■5月28日(月)曇
国宝に指定されている薬師堂です。150段の石段を上った山上にありました。
石材の産地である甲斐大和(旧・初鹿野)を見学。産出地の徳波沢へ向かいましたが、林道が通行止めで入れませんでした。ここは運び出した石の仮置き場です
花崗閃緑岩の表面が地下水に含まれる鉄分と反応して発色し、このような褐色~黒褐色に変化します。この地の特産品で、町中にたくさん飾られていました。
甲州鞍馬石と同じ甲府深成岩帯に属しますが、こちらは変色の少ない花崗岩~花崗閃緑岩です。塩山裂石で産し「塩山御影」と言うそうです。
中央線の旧大日影トンネルが保存されています。レンガ造りの工法がすばらしいものです。沢をはさんだ反対側にはトンネルワインカーヴ(ワイン貯蔵庫)があります。
反対側の勝沼ぶどう郷駅近くの入口から。中は遊歩道が作られ30分ほどで歩けましたが、現在は通行止めになっています。
扇状地を上から下まで歩きます。ここは扇頂に近い場所と思われ「山の神」が祀ってありました。京戸山、ナットウ箱山へのルートがあります。
上流へ林道を歩きます。途中の露頭は地層が立っていました。地殻変動の形跡が見えるようですが詳細不明です。
車で扇状地の下端へ移動します。県道に車を停めて歩くと水神の碑がありました。
湧水とため池がありました。扇端で水が出る場所から下に集落や耕作地ができます。藤井、千米寺といった地名も、そのことと関係があります。
最後に万力林公園へ。笛吹川の洪水を制御するための霞堤が見られます(中央の木の奥、途中で切れている堤防がそれです)。堤防の内側(左側)には万力林があります。
今回はここで終了です。ありがとうございました。