甲府盆地巡検1日目

■5月27日(日)晴
地理・地名分科会の巡検に参加しました。
巡検というのは、地質学・地理学研究のための実地調査のことです。地理・地名分科会では、地方にいる会員が参加できるように、年次総会(5月)または大会(11月)終了後に巡検を企画・実施しています。調査というより、小旅行のような気軽なものです。
今回の巡検は「甲府盆地」がテーマでした。

[写真01]信玄堤公園

戦国時代に武田信玄が御勅使川の流れをコントロールした遺跡が保存されています。とても高度な土木事業だったことがわかります。

[写真02]聖牛

荒れ狂う洪水の流れを弱めるために考えられ、三角形の木組みの上にこのような重り籠を載せて川岸に沈めました。甲州が始まりだそうです。

[写真03]高岩

甲府盆地で氾濫を繰り返した御勅使川の流れを、土木工事により北側に導き、この岩壁に当てて水勢を弱めたうえ富士川に合流させました。

[写真04]将棋頭

御勅使川の激流を二分して水勢を弱めるための石積みです。戦国時代に作られたとは思えない、しっかりとしたものでした。

[写真05]天井川

高田の天井川。川底よりも低い位置に集落があります。川の下をトンネルで鉄道(JR身延線)と車道が通っています。

[写真06]富士川の禹ノ瀬

甲府盆地の南端で、富士川が一番狭くなるところです(写真前方が盆地=北)。鉄道が開通するまでは、水運で人やモノが運ばれました。流れが速いときは駿河まで4時間で行ったそうです。

[写真07]鰍沢船着き場(博物館展示)

博物館展示にあった鰍沢船着き場です(写真前方が駿河方面=南)。前の写真よりも少し上流にありました。

[写真08]四尾連湖

コンビニでお昼ご飯を仕入れ、車で峡南橋から四尾連湖に登って昼食にしました。甲府盆地の周縁は地滑り地形が多く見られます。四尾連湖も大規模な地滑りによって形成された湖だそうです。

[写真09]山梨県立考古博物館

山越えをしてふたたび盆地に戻ります。甲府南インター近くにある考古博物館を見学しました。アンデス展が開催中でしたが、甲府盆地の常設展を見ました。

[写真10]丸山塚古墳

博物館敷地内は曽根丘陵公園になっていて、多数の古墳群が復元されています(外見のみ)。丸山塚古墳(直径72m)は山梨県最大の円墳だそうです。隣の甲斐銚子塚古墳(全長169m)は、4世紀では東日本最大級の前方後円墳だそうです。

[写真11]勝沼ぶどうの丘

勝沼に移動して「天空の湯」で温泉に入りました。南アルプスを展望しながら露天風呂に入れます。電線がじゃまですが、扇状地に広がるぶどう畑がきれいに展望できます。

[写真12]大善寺宿坊

国宝のあるお寺です。安価(民宿なみ料金)で宿泊できます。
= 第2日に続く =

日本山岳文化学会(総会)

■5月26日(土)曇
会員になっている日本山岳文化学会の年次総会がありました。
予算不足のため、従来の活動内容を維持することが難しい現状が報告されました。
会員を増加して会費収入を増やすことも大事ですが、
同時に、少ない経費で効果的な対外アピールの方法を工夫してゆく必要があります。
それには、デジタル技術を活用してゆくのが一番だと思います。

河口慧海をテーマにした講演

美容師で、毎年ヒマラヤ旅行をしている稲葉香さん

記念講演は、稲葉香さん「河口慧海の足跡を辿る」でした。
昨年の2カ月間余りの旅(「遠征」と言っていました)が、スライドとビデオで語られました。
河口慧海をテーマにしていますが、
稲葉さん自身がヒマラヤにひかれる理由が、とてもよくわかる講演でした。
旅や登山、冒険は、実行して終わりではなく、
発表したり表現したりすることが、大事なんだなあと感じました。

講演のあとの記念撮影

この学会で実施していることは、研究、学習、発表などですが、
すばらしい内容だと思っています。
予算不足のため活動が縮小してしまうのは残念です。
会員になることが、学会の活動を応援することになります。

埼玉県警を初めて訪問

■5月22日(火)晴
浦和にある埼玉県警本部を訪問しました。
初めての訪問で緊張していましたが、フレンドリーな対応をしてくださって、とても話しやすかったです。
今回は、登山雑誌『山と溪谷』への掲載を前提にお話をうかがいました。
若手のNさんは(持ち上げかもしれませんが)毎号自費で『山と溪谷』を買ってくださっていて、それを読んで勉強しているそうです。
そういう雑誌なんだな~と、改めて『山と溪谷』(愛称ヤマケイ)の影響の大きさを感じることができました。
記事を作成する立場から言うと、現場で活動している方々の情報や体験談から教えてもらわないと、とてもいい記事を書くことはできません。教えてもらっているのは私たちのほうなのですが・・・

県庁庁舎、奥(裏側?)に県警本部がある

駅への通りにあった渋い家

お話を終えてホッとして帰り道の写真です。
県警本部は埼玉県庁庁舎の裏側にありました。表の出入口は県庁庁舎と同じです。
そこから浦和駅までの10分ほどの道は、表通りの裏道で、飲食店などが並ぶ美味しそうなところでした。ちょうど17時過ぎ、多くの人が(店には寄らずに)急ぎ足で駅方向へ歩いていました。

駅への帰り道、美味しそうな店がたくさん

寺家ふるさと村

■5月20日(日)快晴

寺家集落前の谷戸と里山

寺家ふるさと村に行ってきました。
地元・横浜市青葉区の推薦コースにしたがって、鴨志田団地内のスーパー前から遊歩道を歩きます。遊歩道はやがて里山の縁に沿う道につながり、周囲はいつの間にか里山風景に変わります。突き当たった白い壁の工場の脇道に入ると、見覚えのある寺家ふるさと村の田園風景に出ました。
山すそを通り抜けると田畑が現れ、寺家の小さな集落になります。山道と田畑が反復して現れる道を歩き、居谷戸池、新池を通り、メインの谷戸に戻ると、日曜日なので多くの親子連れが遊んでいました。細い流れの寺家川はホタルが出るようです。

メインの谷戸、ホタルが出る流れ

谷戸の一番奥からむじな池を通り、「寺家ふるさとの森」の山に入って橋の下をくぐると熊の池です。ここは寺家ふるさと村の南側の入口です。
熊の池から山に戻って稜線まで登り(といっても10~15分ほどで着いてしまう)、この稜線を西の終点まで行ってみました。そこは「こどもの国」の山に接する場所で、ヤブの向こうに道が見えましたが、つなげて行くことはできませんでした。

商品(本)のリストを掲載しました

現在流通している、または、販売可能な本のリストを掲載しました。
5冊の山の本は、普通の書店やネット書店でも販売しています。
特にこちらで購入するメリットはありませんが、
ご希望なら署名いたします。

『日本山岳文化学会論集』は、日本山岳文化学会(JAMC)で発行している論文集です。
編集室アルムは編集・制作の仕事をしています。
今のところ創刊号以外はすべて在庫があります。
よろしくお願いいたします。

Hello world!

ALM OFFICE(編集室アルム)へようこそ。これは最初の投稿です。
WordPressで新しいサイトを作成しました。1週間ほどで作ることができました。

このサイトは、登山、ハイキング、自然ウォーキングの情報を掲載していきます。
これまで長く山岳遭難の情報を集めてきましたので、遭難関係の情報もお送りします。
本を販売します。(今のところデジタル本は未対応です)

よろしくお願い申し上げます。