[6月2週]続々・山菜採り遭難多発のシーズン

[6/4~10の遭難関係ニュースから]
6月第2週の山岳遭難まとめと、関連ニュースです。

前週と同じく、登山と山菜採り遭難がほぼ半々ずつ発生している状況でした。

6/7(金) 北アルプス白馬岳小雪渓で男性(59)が下山中に滑落負傷。大町署・遭対協が救助
6/8(土) 北海道滝上町の上紋峠付近で男性(78)がはぐれ行方不明。同行男性が警察に届出
6/8(土) =通報日/北海道蘭越町の山林で山菜採りの男女6人(40-80代)が遭難、4人無事救助、2人は捜索中
6/8(土) 浅間連峰前掛山を下山中の女性(66)が体調不良により行動不能。県警ヘリが救助
6/8(土) 北アルプス白馬岳の山小屋で女性(47)が体調不良になり行動不能。県警ヘリが救助
6/9(日) 北海道新十津川町の徳富ダム付近でタケノコ採りの男性(79)が行方不明。6/10発見、死亡確認
6/9(日) 鳥海山山麓でタケノコ採り中の夫婦(70・68)が道迷い遭難。6/10夫を遺体で発見、6/11妻が自力下山
6/9(日) 足尾・鋸山~皇海山間で先頭を歩いていた男性(68)の姿が見えなくなり行方不明。6/13登山道の130m下に滑落した遺体発見
6/10(月) 北アルプス唐松岳で女性(39)が滑落し負傷。県警救助隊が救助

[7/9追記]
6/5(水)白鷹山(山形県山辺町)で男児(10)が体験学習で石段を下山中に10m滑落、頭を打つ。消防などが担架搬送
6/9(日)北海道・上ノ国町で山菜採りの女性(67)が行方不明。18時前に警察官が声を聞き、防災ヘリが発見救助
6/9(日)川桁山(福島県猪苗代町)で男性2人(64・64)が道に迷い110番通報。県警・防災ヘリなどがに発見救助
6/9(日)越後・米山山頂付近で男性(69)が下山開始直後に足を滑らせ10m滑落。消防が出動するが無傷で救助
6/9(日)立山連峰浄土山2700mで女性(72)が雪の斜面を15m滑落し腰を骨折。山岳警備隊員が救助搬送

東北6県での山菜採り遭難多発について、産経新聞で報じられていました。6月3日現在での各県警まとめは以下のとおりで、6県合計で78件(遭難者数約90人)、死亡者数16人です。4~5月のほぼ2カ月間での発生ですから多発状況といえます。
青森 20件 3人死亡
秋田 21件 5人死亡
岩手  7件 ―
宮城  6件 2人死亡
福島  9件 3人死亡
山形 15件 3人死亡
北海道では6月6日現在で山菜採りの遭難者60人、そのうち死亡者6人となっています。死亡者数はすでに昨年1年間の死亡者数に並んでいるそうです。
これからタケノコ採りは本格的なシーズンとなりますから、引き続き遭難が心配されるところです。

[その他のニュース]
夏山シーズンのひと月前となり、いくつかの県で救助隊の訓練が行われたというニュースが報じられました。同時に、昨年度の遭難発生数など概況が発表されることが多いです。
<奈良県> 53件(69人)発生、死亡者9人。件数・人数は過去5年で最多、死亡者は平成12年の12人に次いで多い。
<石川県> 53件(54人)発生、死亡者6人、行方不明4人。60歳以上が76%(41人)を占めました。
<山梨県> 145件(175人)発生、死亡者25人(昨年より5人減)、行方不明4人(同3人増)。過去最多だった前年より減少したものの、過去3番目に多かったそうです。また、今年は5月末時点で45件発生しており、昨年の同時期を上回るペースということです。
<滋賀県> 85件(100人)発生し、死亡者10人、発生件数・人数・死亡者数ともに過去最多だったことが2月に発表されています。今年も1~5月で32件発生、死亡者6人、過去最悪ペースということです。

舞岡ふるさとの森~舞岡公園

(番号は写真を撮影した場所を示しています)

(歩いた日=2019年6月4日)
横浜市戸塚区南舞岡にある大きな緑地は、南北に細長く、北側が舞岡ふるさとの森、南側が舞岡公園です。舞岡公園では、谷戸の田んぼで市民の水田耕作体験、自然観察会など、さまざまな活動が行われています。舞岡ふるさと村は、舞岡ふるさとの森、舞岡公園と、周囲に広がる自然景観豊かな農業地域を含めて指定されています。
南北に細長い緑地は片道1時間ほどで歩けます。北から南へ尾根道を主に歩き、別ルートを南から北へ戻る周遊ルートを設定してみました。

(1)「ふるさとの森」北側に広がる田んぼ

市営地下鉄舞岡駅の1番出口を出て左に進み、道岐橋で舞岡川を渡ります。左が畑地になり、最初の左に曲がる分岐に入ります(道標あり)。すぐ左右に分かれるので、畑地に沿って右に曲がります。ここを直進するとすぐ山に入れますが、北側の田園風景を見て歩きたいために、少し遠回りします。
田んぼの風景を期待していましたが、半分ほどは畑に変わっていました。田んぼは田植えが終わったばかりでした。
400~500mで左折して、山のほうに向かいます。山裾の堰に架かった倉下橋を渡ったら道なりに左に曲がります。山裾と民家の間の道を行き、途中から右折して舞岡の森へ行きます(道標などあり)。

(2)森の尾根道を散歩する人

右は小さな畑地です。しばらく登ると山の稜線の道に合流します。右へ進んでゆるやかに登り、登り切った所で道なりに左に曲がります。左が竹林になり、山道沿いに篠竹が生えています。またゆるやかな登りになり、右側にあづま屋の休憩所があります。

(3)あずま屋近くの樹林

尾根上に続く道を進み、杉林を抜けると畑になって、一瞬展望が開けます。丹沢の大山や富士山が住宅地の向こうに見えます。
農地をすぎると道が分かれますが、メインと思われる右(稜線上を通っている)を行きます。桜の木がめだつ所です。まもなく車道に合流しますので右に行き、すぐ先で左に上がる道がありますので、車道から分かれて左に入ります。

(4)舞岡公園へのわかりにくい分岐、手前の細い道に入る

一車線もないような狭い車道を行くと、右にカーブする手前で細い山道が右に分かれますので、この道に入って舞岡公園へ向かいます。古い見えにくい道標がありますが、ヤブに半分くらい隠れてよく見えません。ここは間違えやすい箇所なので注意してください(間違えても森の外に出てしまうだけで、遭難することはありません)。
10~15分で「前田の丘」と表示された案内板が立っています。左にくぬぎ休憩所への道が分かれますが直進します。「前田の丘」は現在地ではなくくぬぎ休憩所のある場所のようです。混乱しやすいので注意してください。
数分で林道のような所に合流し、右へ「公園出口」の道標があります。進行方向には表示がありませんが、ここは直進します。すぐ先で左へ瓜久保へ下りる階段が分かれます。道標は右へ「三枚畑の森」とあります。直進するとまだ森を歩けるようですが、そのルートでは舞岡公園の田園地帯をパスしてしまうので、ここは左の瓜久保へ下ります。

(5)瓜久保池、「かっぱ池」の別名があるかもしれない
(6)瓜久保周辺のヤブっぽい樹林

すぐに瓜久保池へ着き、谷戸地形になって森の雰囲気が変わります。池のまわりを左へ行くと、狭い車道に合流し、左側に体験田んぼ、左右に荒々しい自然林が展開しています。
600mほどで、瓜久保の家とトイレがあります。自由に休憩できますし、室内に資料が展示されています。ひと休みするのに最適です。ここで公園地図を入手しましょう。

(7)舞岡公園への道、左に田んぼが広がる

瓜久保の家から外に出ると、舞岡川源流の大きな谷戸地形で、農家の耕作地になっています。車道を右に行き、田園風景を楽しみながら上流へ向かいます。左にさくらなみ池をすぎると北門があり、ここから中は保護区域で、決められた時間(夏19時、冬17時まで)しか入れません。

(8)北門の中にある情報館
(9)小谷戸の里の古民家
(10)耕作体験田んぼ

門を入ると情報館と水車小屋があり、いろいろな資料・情報が見られます。ここから左側は耕作体験田んぼがしばらく続き、途中、小谷戸の里への入口があります。古民家が移築展示され、管理事務所と、記念グッズの販売所があります。

(11)南門近くの樹林(南の丘)

体験田んぼをすぎると森林に入ってゆるやかに登り、南門に着きます。左側にさくら休憩所の広場があり、バス道のある県道に出ます。車道の反対側にも公園エリアが続いていますが、ここで一度公園を抜けて左折します。
県道をしばらく歩いて「京急ニュータウン」バス停をすぎ、南舞岡小学校手前の道を左に入ります。小さいグランドに突き当たったら左に曲がって、右の階段を下ります。ここから見渡す眺めは、公園の森を背景にした里山風景になっています。
(注)グランドを直進して突っ切ると旧東光寺薬師堂があるようですが未確認。

(12)喫茶室もあるかねこファーム

階段を下りて合流した車道を右に行き、最初に左に車道が分岐する所で左に入ります。この分岐にかねこファームの直売所と喫茶「あとりえ」(金・土・日営業)があります。農業体験イベントなどもやっているようです。
車道を上がっていくとすぐ左右に分かれますので、右に入ります(小さい道標あり)。その道は(おそらく金子さんの)お屋敷に通じていて、門の手前で左に上がる急坂の道に入ります。5分ほど急登すると舞岡公園に戻って合流します。道が4本分岐していますが、一番左はバス停へ、やや左の階段はもみじ広場上部へ行くと思われます。一番右は沢伝いにさくらなみ池へ下ります。
右から2番目のまっすぐに行く道へ入ります。森を抜けて左側がもみじ広場になり、もみじ休憩所のあるT字路に突き当たります。右に行きます。

(13)ばらの丸の丘

少し下るとまた広場があり、右の斜面にはおびただしい数の桜の木があります。「ばらの丸の丘」という所です。
尾根上の草原になっている道をゆるやかに下っていき、10分程度で舞岡の谷戸の一角に戻ってきます。「宮田保護区」の看板があり、右に行ってさくらなみ池と宮田池の間を通ります。

(14)アメニティの小道、ホタルが出そうな小川

谷戸の対岸へ行くと、小川に沿った小径「小川アメニティ」が作られています。ただ、谷戸の間はヤブっぽくて快適ではありません。「ホタルが出そうだ」などと期待しつつ歩きます。
やがて車道に合流し、小川の左側にアメニティの続きが作られています。自然の道ではないですが、石畳などで快適に歩けます。

(15)途中にあった小さな石塔

里山風景を眺めながら舞岡駅をめざします。駅まで30分ぐらいです。
歩き始め5分ぐらいの所に古い石塔があって、右側面に「寛政七乙卯九月吉日」、左側面に「上講中九人」とありました。途中、総合案内所「虹の家」、舞岡八幡宮、駅前にハム工房まいおか、舞岡や(直売所)があります。

[アクセス] 行き・帰り:横浜市営地下鉄・舞岡駅下車
[参考時間] 舞岡駅(20分)入山口(25分)あずま屋(20分)わかりにくい分岐・細い道(30分)瓜久保池(10分)瓜久保の家(35分)小谷戸の里(15分)南門(20分)もみじ休憩所(15分)さくらなみ池(15分)車道(35分)舞岡駅 計4時間
[追加情報]
・瓜久保の家、北門の情報館、虹の家で資料や地図を入手できます。
・かねこファームでは金土日のみ農産物直販、喫茶店があります(未確認)。
・舞岡駅近くにハム工房まいおか、舞岡や(農協経営直販)があります。
・ふるさとの森~公園の周辺でも、野菜など直販をやっている農家が何軒かある模様です。
[修正記録]
・2019/6/15 地図の一部訂正(瓜久保へ下りる道の位置など)

[6月1週]続・山菜採り遭難多発のシーズン

[5/28~6/3の遭難関係ニュースから]
6月第1週の山岳遭難まとめと、関連ニュースです。

山菜採りの遭難が大変多くなっています。把握できた事例データのうち、山菜採りは5件、登山は6件でした。山菜採り遭難の発生地域は北海道、青森、秋田、新潟、長野などが多く、年齢層は60~80代と高いです。

5/28(火) 秋田県鹿角市の山林でタケノコ採りの女性(77)が行方不明。5/30遺体で発見
5/30(木) 北アルプス針ノ木岳で男性(66)が体調不良により行動不能。県警ヘリが救助
6/1(土) 青森県弘前市の山林で山菜採りの男性(80)が行方不明。6/2高さ15mの崖下で発見、死亡確認
6/1(土) 青森県十和田市の山林でタケノコ採りの男性(66)が行方不明。6/3車から500mの場所で発見、死亡確認
6/1(土) 南アルプス笊ヶ岳で男性(26)が道に迷い山中でビバーク。6/2登山口付近に自力下山
6/1(土) 高烏谷山(長野県伊那市)で男性(72)が「道に迷った」の電話を最後に行方不明
6/1(土) 中央アルプス千畳敷カールへ下山中の女性(59)が雪渓上で滑落負傷。県警ヘリが救助
6/2(日) 頸城駒ヶ岳で男性(72)が下山中に転落、頭を強く打って死亡。県警ヘリが収容
6/2(日) 松本市五常の山林で男性(75)が行方不明。6/3山林の沢で発見、のち死亡確認
6/2(日) 北アルプス白馬大雪渓を下山中の女性(32)が滑落負傷。県警ヘリが救助
6/2(日) 北アルプス白馬鑓ヶ岳から下山中の女性(35)が雪渓で滑落負傷。県警ヘリが救助
6/2(日) 北アルプス常念岳から三股登山口へ下山中の男性(51)が転倒負傷。県警ヘリが救助

[7/9追記]
5/31(金)御坂山塊王岳付近で男性(58)が下山中に足を滑らせ転倒、右足首を負傷。消防署員が救助搬送
6/1(土)奥秩父・乾徳山で女性(51)が下山中に足を滑らせ左足首捻挫。日下部署・消防が救助
6/1(土)立山連峰雄山2900m地点で男性(49)がうつ伏せに倒れているのを登山者が発見。県警ヘリで搬送後死亡確認
6/1(土)大峰・七面山北西2kmの山中で男性(47・45・45)が下山ルートを迷い遭難、6/2防災ヘリが発見救助
6/2(日)東北・安達太良山で男性(64)が体調を崩し行動不能。付近にいた登山者が通報し、防災ヘリが救助搬送
6/2(日)奥秩父・瑞牆山ダルマ岩で男性(32)がクライミング中に器具が外れ5m転落、腰の骨を折る。県警ヘリが搬送
6/2(日)阿瀬渓谷(兵庫県豊岡市)の山道に女性(78)が倒れ死亡しているのを発見される。約15m上に滑落の形跡あり

[その他のニュース]
5/28(火) 岐阜県、乗鞍岳の登山届提出を義務化
岐阜県は、12月から乗鞍岳で登山届提出を義務化する方針を決め、県議会に関係条例の改正案を提出します。義務化の対象範囲は想定火口域から4km以内で、うち1kmの範囲では、違反者に対して5万円以下の過料が課されます。乗鞍岳では気象庁が3月18日から噴火警戒レベルの運用を始めていました。

5/29(水) 山の突然死を防ぐ登山者検診
松本協立病院(松本市)では、5月から登山者検診を始めているそうです。検査項目は血液検査と心電図、呼吸機能検査、心肺運動負荷検査(CPX)など7項目。医師が検査結果を説明します。具体的な登山目標に対して、検査結果を踏まえて専門的なアドバイスをしてもらうこともできます。料金は基本コースが2万6400円、現在の検診日は水曜午後ですが、夏山シーズン中は金曜午後になります。検診を受けてから土日で登山を楽しむといった利用ができます。

気にかかった遭難事例

(おそらくは天狗岳からの下降時に)台杉の南西尾根に誤って入ってしまったものと推定されます

●京大芦生研究林で遺体発見
5月12日(日)に京都北山・三国岳方面に日帰り予定で出かけ、行方不明になっていた男性(70)が、5月27日、天狗岳(天狗峠)南面カズラ谷で捜索グループにより発見されました。南丹署は通報を受け、28日が悪天候だったため29日に遺体を収容して、DNA鑑定により身元が確認されました。
男性の遭難後、SNS(ヤマレコ)上で捜索情報が交換されていました。当日、三国岳頂上で男性と話した登山者によると、男性はオートバイで入山し、岩屋谷から三国岳に登りました。下山ルートは天狗岳(天狗峠)に行って滝谷方面に下ると言ったそうです。
発見場所から考察すると、天狗峠手前の「台杉」から誤って南西方向の尾根を下ったと推定されます。この尾根は、天狗峠分岐から921mピークへのルートと誤りやすいと言う人もいるようです。また、昨年の水害で北山一帯は土砂崩落や倒木が発生し、荒れているという情報があります。
発見された男性はうつぶせで、沢に顔が浸かった状態で倒れていたそうです。道に迷っている中で滑落したものと推定されます。

[5月4週]山菜採り遭難多発のシーズン

[5/21~27の遭難関係ニュースから]
5月第4週の山岳遭難まとめと、関連ニュースです。

この週は遭難が多発して、連休中(5月第1週)にも匹敵するほどの発生件数となっています。そのうち山菜採りの遭難については、把握できたものだけをリストにあげていますが、未発表を含めると、実際にはもっと多発しているものと思われます。
また、吾妻山で渓流釣りの遭難(5/25)が、和歌山県で山火事の消火作業中の転落事故(5/25)が、京都府で伐採作業者の遭難(5/26)がありました。
登山・ハイキングでの遭難事例は、高山・深山でのものよりも、広範囲な地域の低山で起こっているもののほうが多くなっています。登山としての困難度と遭難発生とが、かならずしも直接的に結びついていないという、現代の山岳遭難の特徴が表れています。

5/21(火) 漆沢ダム付近で山菜採りの男性(62)が行方不明。5/24滑落した状況で発見、死亡確認
5/22(水) 登別川付近で男性(80)がタケノコ採りから戻らず。5/23道警ヘリが滑落した遺体発見
5/22(水) 雲取山~飛竜山間で男性(62)が行方不明。5/27県警ヘリが急斜面に滑落した遺体発見
5/22(水) 烏帽子岳(鹿児島市)で男性(60代)が道に迷う。県警ヘリが救助
5/23(木) 太平山(秋田市)山頂の100m下で男女(70代)が疲労などで行動不能。防災ヘリが救助
5/23(木) 塩原・八方ヶ原で女性2人(79・77)が「道に迷った」と通報。県警ヘリなどが発見救助
5/23(木) 北アルプス燕岳で男女(45・40)が下山中に滑落負傷。遭対協隊員が救助
5/24(金) 朝日連峰・古寺山付近で男性(68)が下山途中道に迷う。県警ヘリと消防などが救助
5/24(金) 南アルプス中ノ尾根山で男性(83)が下山途中にルートを外れ迷う(発見されたか未確認)
5/24(金) 鈴鹿・雨乞岳へ男性(78)が日帰り登山に出かけて戻らず。5/25甲賀署員が沢で遺体発見
5/24(金) 大峰・大普賢岳で男性(65)が同行者と分かれて以降道に迷う。5/25朝、自力下山
5/25(土) 吾妻連峰で渓流釣りの男性(30)が足を痛めて動けなくなる。同行者が先に下山し通報
5/25(土) 北アルプス瀬戸蔵山で男性(24)が崖を下りていた際に滑落、頭・右足など骨折
5/25(土) 北アルプス鍬崎山北東1350m付近で男性(26)が下山途中にはぐれて行方不明
5/25(土) 北アルプス剱山荘で男性(65)が低血糖に伴う急性胃炎腹痛を発症、室堂派出所に通報
5/25(土) 北アルプス焼岳で男女(48・46)が道に迷い遭難。県警ヘリが救助
5/25(土) 北アルプス燕岳で女性(46)が転倒して負傷。安曇野署員が救助
5/25(土) 和歌山県かつらぎ町の山林で男性(48)が山林火災の消火作業中に急斜面から70m滑落。ヘリ搬送後、死亡確認
5/26(日) 会越・御神楽岳蝉ヶ平ルートで単独登山の男性(68)が行方不明。5/30山中の沢で遺体発見
5/26(日) 城山(長野県木曽町)で男性(70)が体調不良により行動不能。岐阜県防災ヘリで救助
5/26(日) 中西山(長野市)で女性(72)が体調不良により行動不能。県警ヘリが救助
5/26(日) 倉梯山(京都府舞鶴市)で男性(65)が竹伐採作業後に姿が見えなくなる。5/28行方不明を発表
5/27(月) 葉山(山形県村山市)で山菜採りの男性(63)が行方不明。5/29捜索開始、6/7遺体発見
5/27(月) 朝日連峰・葉山で男性(66)が愛染峠経由で下山しようとして道に迷う。県警ヘリが葉山山荘北西1800mの山中で発見
5/27(月) 南アルプス日向山の南西500mで男性(59)が30m滑落し多発外傷で死亡。5/28登山者が発見

[7/9追記]
5/27(月)南アルプス尾白川渓谷で下山中の女性(81)が登山道から10m転落、腰などを打つ。県警ヘリが救助

[その他のニュース]
5月18日「回転する道標」(これじゃあ、意味ないですね)の動画がツイッターに投稿され、話題になっていました。道標を設置した大江山トレイルクラブメンバーらが現地で確認したところ、方角を示した案内板を固定するボルトが緩み、案内板同士をつなぐ4つのツメ部分がすべて潰れて、案内板3枚が回る状態になっていました。何者かが強い力を加えた可能性があり、宮津署は器物損壊容疑も視野に調べているそうです。

気にかかった遭難事例

5月22日昼ごろ、北海道室蘭市の男性(80)は妻といっしょにタケノコ採りに入山しました。別々に行動してタケノコを採り、その後、男性は合流地点に戻りませんでした。妻は探しましたが見つからないため、夕方、室蘭署へ届け出ました。
23日早朝から警察・消防が捜索したところ、道警ヘリが男性を発見しました。急斜面下の沢近くで、下半身が水に浸かった状態で倒れていて、まもなく死亡が確認されました。
室蘭民報の報道によると、この事例では家族からの自発的な通報があったわけではなく、たまたま18:30ごろ巡回中の署員が山林付近で家族を発見して、遭難が発覚したそうです。
室蘭署は入山時の注意点として、①帰宅時間や行動予定を家族に伝える、②複数人での入山、③携帯電話やホイッスルを持つ、④日没時刻の把握、⑤迅速な通報 ―― をあげています。

山菜採り遭難が多発する季節に入っています。
山菜・キノコ採りの遭難は、登山での道迷い遭難と重なる部分が多いです。登山では道迷い遭難への対策がいろいろと言われていますが、山菜採り、キノコ採りでは、具体的なリスク対策はあまり行われず、提言もされていないのではないでしょうか。地図・コンパスを持参して使う、GPSを使う、というような方法は、山菜採りでは現実的ではありません。登山技術のない人にもできる対策を考えていく必要があるでしょう。

黒川からよこやまの道へ

(歩いた日=2019年5月23日)
小田急多摩線の黒川駅から西側、三沢川の源流一帯は、狭い範囲ですが1970年代以降の宅地開発を免れて、多摩丘陵の谷戸地形を残している所です。また、多摩ニュータウンの南の縁に当たる東京・神奈川の県境は、かつての多摩丘陵の稜線で、東京都多摩市では「よこやまの道」として歩道を整備しています。
黒川の里山と「よこやまの道」を結んで歩きます。

(1)野菜などを販売しているJA経営のセレサモス

黒川駅の南口を出て右へ行き、左折~右折して、小さな公園の周囲を回り、橋を渡ると鶴川街道に出ます。左へ行くと前方に森が見えて期待がふくらみます。左側にそば屋をすぎ、約250mで信号のあるT字路を右に曲がります。左側にセレサモスの駐車場、すぐ先に汁守神社へ登る階段があります。小さいですが掃除の行き届いた立派な神社です。

神社の横から直角に左に曲がります。左側は大規模なカキ(柿)の農園になっています。しばらく(約200m)行くと分岐がありますので左に入ります。黒川町の掲示板が立っています。帰りは右の道からここに戻ってきます。

(2)道端に咲いていたハナニラ

すぐ四差路がありますが直進し、右側は竹林のある山裾の道、左側は畑作地になります。400mほど進み、平地(谷戸の中央)に出て、十字路を右折します。ここの分岐には、明治大学黒川農場、市街化調整区域、黒川町内会の看板が立っています。

(3)毘沙門大堂前の石塔群
(4)放置された古い石塔、文字不明(調べればよかったが……)

右折してすぐ、毘沙門様への参道が右に分かれます。由来はわかりませんが、ヤブ道を5分入った上に、小さなお堂と古い石塔群がありました。その1つには「天明八年」(1788)とありました。下の車道近くの耕作放棄地にも崩れかけた石塔が放置されており、興味深いものがあります。史上有名な天明の飢饉は、天明4~8年(1784~88)に起こったとされています。

(5)収穫作業をする若い人

車道に戻り、70mほど進んだ分岐を左折して、ビニールハウスのほうへ行きます。(ここを直進しても、谷戸地形を通って「よこやまの道」へ出られます)一帯は大きな谷戸地形ですが、水田ではなく畑作地になっています。谷戸の右側を上流に歩き、左の畑作地が終わった所で車道が左にカーブしたら、直進して山のほうへ登って行きます。ここの分岐は左にカーブミラーがあって、右に「ごみ不法投棄禁止」の看板があります。

(6)荒れた感じのする雑木林

山に入ると、ちょっと荒々しい感じの雑木林が左右に見られます。荒れた感じなのは、人手による管理が十分には行き届いていないためでしょう。
ゆっくり歩いて10分ほどですが、自然林の風景を楽しみます。森の外に出ると「よこやまの道」の道標があります。大学の建物の裏手のようです。左は鎌倉往還に向かいます。右折するとすぐ山に入る踏み跡がありますが、車道を少し進んだ先にも入口があります。

(7)よこやまの道、給食センターのあたり

「よこやまの道」は、昔の多摩丘陵の稜線上を歩くようにつけられた歩道です。要所に解説板や道標が設置され、すぐ左側には車道がありますので、迷わず安心して歩けます。
そして、狭い範囲ではありますが、径路沿いの自然林が市民ボランティアによって保存・維持されているのもすばらしい点です。

(8)展望広場から丹沢方面、左手に続く森が「よこやまの道」付近と思われる

国士舘大学の裏側のあたりから北上すると、豊かな雑木林の歩道がしばらく続き、やがて左側の展望が開けてゆるやかに登り、展望広場に着きます。ここは「防人見返りの峠」の名称があります。丹沢、奥多摩方面や、多摩ニュータウンの一部が展望できます。

展望台の少し手前に戻り、右側へ回り込む歩道に入ります。右側の畑地が終わると、一度山すそへ下りて「もみじの広場」に出ます。建物の右側の歩道を進んで山に戻り、「瓜生黒川往還」の表示がある五差路(六差路?)に出ます。
黒川へ下るには、稜線をまたぎ越えて右斜め下への道を下ります。しかし「よこやまの道」をもう少し歩きたいので、ここから少し先まで往復してみることにします。

(9)「諏訪ヶ岳」、地形図では標高144.5m
(10)大きいコナラ群の樹影

一番左側の道をとると、すぐ三角点とベンチのある広場に出ます。三角点には小さく「諏訪ヶ岳」の標識が立っています。見上げると背の高いコナラの群れがすばらしいです。

(11)よこやまの道、常緑樹林の木立ち
(12)さくらの広場
(13)ヒメコブシの大木、花期には見事だと思われる

稜線上ないし、稜線のわずか右下を歩いて行きます。常緑樹林や雑木林が美しく維持され、歩道も歩きやすく、とても快適なコースになっています。「さくらの広場」には、桜の大木とともに、ヒメコブシの大木が1本あります。花の時期に来てみたいところです。

(14)瓜生黒川往還の分岐、よこやまから黒川へ至る古い道
(15)常緑樹の大木(クスノキと思われる)

先ほどの黒川への下り口まで戻り、左(東)方向へ下ります。左右の樹林地には、時おりかなりの大木も見られます。その後はしばらく尾根上の歩道を行き、右手は雑木林、人工林や竹林、左手に少し離れて宅地が見えています。

(16)子どもたちが遊ぶ海道ひだまり公園

広い車道に合流すると、左側に海道ひだまり公園があります。右側は低地の谷戸地形になります。その先の分岐では、右の谷戸へは下りず直進します。200mほど進んで三差路を左折すると、カキ農園のある汁守神社への道に合流します。

[アクセス] 行き+帰り:小田急多摩線黒川駅下車
[参考時間] 黒川駅(15分)セレサモス(25分)毘沙門大堂下(毘沙門大堂往復10分)(20分)谷戸を離れる車道分岐(10分)よこやまの道(25分)展望広場(10分)瓜生黒川往還分岐(5分)諏訪ヶ岳(15分)さくらの広場(20分)瓜生黒川往還分岐(20分)海道ひだまり公園(15分)黒川駅 計3時間10分
[追加情報]
・「多摩よこやまの道」の全行程は、唐木田配水所から多摩東公園近くの「丘の上広場」まで約10kmです。本コースはそのうち約2kmを歩いています。
・「さくらの広場」近くからはるひ野駅へ約10分で下りることができます。

柿生の里から早野・王禅寺へ

(歩いた日=2019年5月18日)
柿生の里散歩道として親しまれているコースを歩きます。コース中にひんぱんに案内板が設置されていますが、コースは複雑で、注意していないと迷ってしまうかもしれません。ここでは詳細にガイドしましたので参考にしてください。

柿生駅南口から50mほど歩いて駅前通りに出て右折し、川崎信用金庫の交差点を左折します。広い車道はバス通りで、5分ほど歩くと左側に稲荷神社、反対側のすぐ先に右側に上がる階段があります。「柿生トンネル跡」の表示があります。

(1)「おっ越山ふれあいの森」の散歩道
(2)おっ越山の南出口付近、右側斜面に竹林があります

階段を上がると、柿生中裏手の小さな山に入ります。ここから始まる緑地の道は「おっ越山ふれあいの森」の名前があります。しばらくの間、意外に深い森のなかのウォーキングを楽しめます。途中、右に浄慶寺、左に麻生台団地への道が分かれます。右側に竹林のある道に入ると、間もなく住宅地に抜け出ます。

道なりに下って行き、左にカーブして大きい車道に出ます。左側一帯は麻生台団地です。右折して車道を団地の外れまで来ると、車道が下りになる手前に案内板があり、月読神社への道標になっています。

月読神社への道に入り、すぐ左に広い道が分かれますが、直進する細い道に入ります。こちらのほうが高台の縁を歩くので展望がいいです。南端に来ると、これから向かう早野方面の緑地が一望できます。早野が大きい緑地であることがわかります。西側の丹沢方面は、建物がじゃまになって見えにくく残念です。

(3)月読神社、本殿裏にある古い常緑樹
(4)月読神社、東口の鳥居

車道の突き当たりで左折すると、すぐ月読神社(西口)です。左折せずに踏み跡を直進しても境内に入ることができます。月読神社は3方向に入口がありますが、西口から入って東口に抜けます。東側の裏のほうに一番立派な常緑樹が数本あります。

東口からまっすぐに下りて、車道を横切って直進すると、オレンジ色の擬宝珠のついた不動橋を渡ります。川は真福寺川ですが、水量が少なく汚いです。少し進むと左側に上麻生花島公園があり、入口にコース案内板が立っています。ここから車道をショートカットして右の歩道に入り、車道に出る手前にまた案内板があります。右の細い道に入ると、東柿生小学校の交差点に出ます。ここには古い石の道標が保存されています。

交差点から山の方向(北東)をめざし、暗渠の上に作られた道に入ります。周辺は畑作地になります。行き詰まりは左側に駐車場があり、直進すると池のフェンスに突き当たって、右側に籠口ノ池公園があります。

(5)籠口ノ池公園、コナラの木が多い斜面中腹の歩道

公園に入って左へ行き、あずま屋から池の縁の歩道を歩き、途中からコナラの多い中腹の道を歩いて戻ります。南方向へ坂道を登ると、遊具のある広場から公園の南口に出ます。車道を右にたどり、車道が左にカーブする所から右の道に入り、ゆるく登って公園の南端まで来ます。先ほどの遊具の広場の裏手に続く歩道から、竹林の中を通ってここへ来ることもできます。

公園南端の竹林から左折し、2階建ての低層マンションの前で右折します。稲荷社へ続いている竹林の右端に沿って下って行きます。前方に眺めが開け、寺家ふるさと村やこどもの国方面の緑の丘が見えています。

(6)稲荷森稲荷社、竹林山の稜線上にあります

1車線の細い車道に下りたら左に行きます。前方に高いケヤキの木が見え、その手前に稲荷森稲荷社の参道分岐があります。稲荷社へは先ほどの竹林山の稜線まで登り、片道5~6分かかります。小さいですがきれいな神社です。

ケヤキの大木があるお屋敷を左にすぎて下って行くと、コースの案内板とカーブミラーがあります。T字路を左折し、お屋敷の広い敷地の縁を歩いて行きます。左側に小さい神社(神明社)をすぎます。突き当たって道なりに右折して、左折するとバス道路に出ます。正面は緑の山が見え、手前に畑作地があります。右折して早野に向かいます。これからしばらくは畑作地の多い所です。

(7)通行量の多い石橋交差点にある供養塔
(8)早野川沿いの低地には小さな農園が多い

早野方向に150mほど行くと石橋交差点で、石橋供養塔の遺跡があります。さらに100mほど進み、左へ曲がるバス路線と分かれて右の歩道に入ります。細い流れの早野川に沿った一帯はさまざまな作物の農地が広がっています。

(9)子ノ神社、古いものらしく狛犬も独特

途中にある子ノ神社は、古く由緒ある神社のようです。狛犬は子犬を従えた見たことのない形式のものでした。

川沿いを下流に歩いて、川崎市踊場ポンプ場が右側に見えたら左折します。碁盤状の車道を2つ通過し、3つ目でバス通りに出るので右折して、1つ右隣りの交差点を左折します。ここには「早野聖地公園入口」の看板があります。

(10)早野の里山、ジャガイモ、柿の木、雑木林、竹林
(11)早野の小麦畑
(12)きれいに整理された早野の竹林

この付近から早野の里山風景が見られます。左への2つ目の分岐を左折し、突き当たったら右折、すぐ突き当たったら左折します。その先に五郎池があります。
ここまでの径路は複雑ですが、里山風景のよい所を選んで歩いたためです。別の径路でも五郎池に到達できれば問題ありません。

(13)里山景観が意図的に保存されています
(14)上池最上部の森、80.8m三角点の近く

五郎池から上池にかけては、谷戸地形の奥に自然林が維持されています。山奥まで入った林道を歩き、最後は完全な山道になって虹ヶ丘へ抜けます。狭い範囲かもしれませんが、川崎市内に残された多摩丘陵の昔の自然をかいま見ることができます。

(15)早野・虹ヶ丘分岐を示す古い道標

出た所は車道の角で、左側に駐車地が見えます。右折する車道ではなく、正面から右斜め方向への車道に入ります。突き当たったら道なりに右折、車道に出たら左折します。350mほどでT字路に出て左折、もう1度T字路に出て左折すると、琴平神社の下に着きます。交差点のすぐ手前です。
琴平神社は真新しく立派な建物の神社です。正面は急な階段の表参道、右横にゆるやかに登る車道があり、こちらからも神社へ行けます。
この道に入り、神社をすぎて登り切った付近に王禅寺ふるさと公園の南口があります。園内に入ってすぐ左側にトイレ、右側は遊具がある子どもの遊び場です。ここをすぎて車道をさらに登り、もう1つ上側の公園入口に行きます。車道から左に入る道が2つあって、右は王禅寺に通じています。山の稜線に登る左の道に入ります。

(16)王禅寺ふるさと公園の雑木林ゾーン
(17)王禅寺の表参道(虹ヶ丘からの山道)
(18)星宿山王禅寺の旧本堂

王禅寺ふるさと公園は北半分に多目的広場と池や流れがあって、広場の周囲と公園南側に雑木林が保存されている自然公園です。南側の雑木林を歩き、一度公園の外(東側)に出て、西口から王禅寺へお参りします。
戻って広場の北側の雑木林に入り、歩道をたどって駐車場のある裏門坂出口に出ます。「裏門坂」バス停から、小田急線柿生、新百合ヶ丘、東急線あざみ野、多摩プラーザの各駅へのバスがあります。
人工温泉「湯けむりの里」へ行く場合は、王禅寺の南参道を虹ヶ丘へ下ると近道になります。王禅寺から徒歩約20分です。

[アクセス] 帰り:裏門坂(東急バス15分)柿生駅前(柿生駅南口)、または、裏門坂(東急・小田急バス15分)あざみ野駅
※「柿生駅前」バス停は駅から離れており、柿生駅南口から徒歩約3分
[参考時間] 柿生駅南口(15分)柿生トンネル跡(5分)おっ越山(20分)麻生台団地(15分)月読神社(30分)籠口ノ池(35分)子ノ神社(20分)五郎池(20分)虹ヶ丘の車道(15分)琴平神社(15分)王禅寺公園南口(20分)王禅寺(20分)駐車場/「裏門坂」バス停 計3時間50分
[追加情報]
・コースが長めです。「子ノ神社~早野」か「琴平神社~王禅寺」のどちらかをカットすれば短いコースにできます。
・横浜市や東急線方面から行く場合は、あざみ野駅から新百合ヶ丘駅行きバスに乗り「真福寺小学校」で下車して、徒歩10分で柿生駅へ行くことができます。径路は地図(赤の細破線)参照。
・虹ヶ丘団地近くに人工温泉「すすき野湯けむりの里」があります。入場料が高めですが、あざみ野駅へ無料送迎バスがあります。虹ヶ丘営業所から徒歩約12分です。

戸塚の市民の森

(歩いた日=2019年5月12日)
横浜市戸塚区には4つの「市民の森」がありますが、そのうち「ウイトリッヒの森」「深谷市民の森」「まさかりが淵市民の森」の3カ所を結んで歩きました。

戸塚駅西口(戸塚バスセンター)からドリームハイツ行きのバスに乗り、「横浜医療センター前」で降ります。バス道を少し戻り、右折して大正中に向かいます。学校の前で左折し、突き当たったら右折します。長い車道を行くと左側は深い森になり、一帯は福祉施設の敷地になっています。600mほど、7~8分でウイトリッヒの森(東口)に着きます。入園すると左側にトイレがあります。

(1)ウイトリッヒの森、針葉樹の多い北側
(2)ウイトリッヒの森、チロリン広場にあるサクラの大木

ウイトリッヒの森は中央通路の右が谷側で、スギやシダ類の多い暗い森、左は尾根側でコナラなどの明るい林です。両方を回る経路を工夫してゆっくり歩きました。それでも、30分もあれば一巡してしまいます。中央のアリンコ広場には休憩できるベンチと、小さい石像・碑があります。東口から入ってすぐの左側一帯はチロリン広場の名前がありますが、施設のようなものは何もありません。桜の大木があって花の時期には見事でしょう。

(3)宇田川歩道を上流へ歩きます(宇田川橋の付近)

ウイトリッヒの森の西口に出て、車道を道なりに下っていくと宇田川橋に導かれます。対岸に俣野小、川の両岸に歩道があります。上流に向かって左側(学校側)の歩道を上流に向かいます。このへんの宇田川は、浄化のためにコイを放っているようで、水流はコケ溜まりが少なくきれいです。
最初に車道を横断すると(芙蓉橋)、対岸の歩道は終わって車道に変わりますが、こちら側は歩道が続いています。さらに、韮橋、新芙蓉橋で車道を横断します。次の道下橋の所で車道に上がって左折し、スーパーの裏側を回っていくと、戸塚西公園の入口階段があります。

(4)戸塚西公園、日曜日で親子連れが遊ぶのどかな風景

緑の多い坂道を登って行くと、左側にトイレや広場があって、休日なら親子連れなどでにぎわっています。ゆるやかな丘の上まで登り切ると、公園の北端は畑地に接しています。右折して坂道を下り、老人施設の建物をすぎ、神社の森へ向かって左折する小道に入ります。

(5)竹林を背に立つ三嶋神社、右側には古木が数本ある
(6)専念寺に咲いていたピラカンサ(ヒマラヤトキワサンザシ)

神社は古い立派なもので、きれいな竹林と、見ごたえのある常緑樹の大木、ケヤキの老木があります。神社正面で右折すると表参道へ出てきます。
ここで川沿いの歩道に戻って、左(上流)側へ行くと専念寺があります。交通量の多い鎌倉街道を横断します(深谷橋)。

(7)深谷市民の森の入口

約200m上流へ歩いて、村上橋を対岸に渡ると、すぐ先に深谷市民の森の入口があります。深谷市民の森は2012年に開園した新しいもので、東側の半分強はまだ歩道が設置されていないようです。西側から東側出口まで400mほど、きれいに管理された気持ちのよい森林歩道ですが、ゆっくり歩いても10分ほどで終わってしまいます。歩道が拡張されれば、まさかりが淵の森へ連絡するようになるのでしょう。
東側出口から住宅地に入り、急坂を北東方向へ登ります。200mほど一気に登ると、まさかりが淵市民の森の南縁の車道に突き当たります。左右どちらからも入れますが、右に回り込んで、殿山広場から入ることにします。

(8)まさかりが淵市民の森、殿山広場からこども広場へ

まさかりが淵市民の森は、開園後35年になる古い市民の森です。殿山広場からこども広場への道は、尾根上の道に該当します。コナラとササの明るい林で、つかの間ですが、山歩き感覚を味わうことができました。

(9)こども広場のベンチ

こども広場にはあずま屋、ベンチ、トイレがあります。ひと休みするのによい場所です。ここから左折してまさかりが淵をめざします。宇田川へ向かって下り、途中、斜面を斜め方向に下り(トラバース)、最後は長い階段を下り、小さな湿地を通って殿山橋に出ます。

(10)宇田川を下流へ歩きます、左側には深い森が見られます
(11)まさかりが淵付近の常緑樹林

橋の手前で左折して、宇田川沿いの歩道を下流へ歩きます。右側は宇田川、左側は市民の森ですが、尾根上とはちがって、常緑樹の多い深い雰囲気の森です。途中、まさかりが淵の横を通過しますが、こちら側からはよく見えません。

(12)まさかりが淵、石組みの人工的な滝

村上橋まで歩いたら、対岸に渡って、川の向こう側を歩いて引き返します。5分ほどでまさかりが淵の展望台に着きます。昔は自然の淵(滝)だったのでしょうが、今は石を積み上げた人工的な滝になっています。ここだけ見物に来る人もいるのでしょう、下り口に駐車スペースが作られています。ただ、近くに牛舎があって、その臭いが漂ってくるのが残念でした。生活圏なので仕方のない所です。

(13)市民の森の周縁にあった畑作地

殿山橋へ戻ったら対岸に渡り、市民の森入口を通過して、次の分岐を右に入ります。右側に畑作地が広がり、背景に市民の森を見上げる里山風景となります。
そのまま細い車道を北東方向につないで歩いて行くと、通行量の多いバス道路に出ます。左へ行くと「中村三叉路」、右へ行くと「宝寿院前」バス停です。

[アクセス] 行き:戸塚駅西口・戸塚バスセンター(神奈中バス13分)横浜医療センター前/帰り:中村三叉路または宝寿院前(神奈中バス12分)戸塚駅西口
[参考時間] 「横浜医療センター前」バス停(10分)ウイトリッヒの森東口(30分)同西口(5分)宇田川橋(25分)戸塚西公園(10分)三嶋神社(15分)深谷市民の森(25分)まさかりが淵市民の森・殿山広場(5分)こども広場(10分)殿山橋(10分)村上橋(5分)まさかりが淵(5分)殿山橋(10分)「中山三叉路」バス停 計2時間45分
※戸塚駅まで歩く場合、殿山橋(40分)戸塚駅
[追加情報]
戸塚駅前に至る柏尾川は桜の名所として有名です。開花期には立ち寄るといいでしょう。まさかりが淵市民の森から柏尾川高嶋橋まで徒歩30分、それから戸塚駅まで徒歩10分です。

[5月3週]屋久島で大雨により300人超が孤立

[5/14~20の遭難関係ニュースから]
5月第3週の山岳遭難まとめと、関連ニュースです。

雪山登山やバックカントリーはそろそろシーズンオフになりました。遭難で多いのは山菜採り遭難と、低山ないし中級山岳(1000~2000m程度の山)の日帰り登山での遭難です。
登山での遭難は、岩場や急斜面からの転落・滑落事故が多いです。道迷い中に滑落事故が起こることもあります。5/14御在所山、5/15古賀志山、5/16六甲、5/17京都北山、いずれも滑落事故でした。
六甲や京都北山の例は、単独登山で滑落して動けなくなると、発見が遅れるという厳しい事例です。
この週には、それ以外にも印象的な遭難事故がありました。

5/14(火)秋田市仁別の山林で山菜採りの男性(71)が滑落(推定)死亡。5/15遺体発見
5/14(火)鈴鹿・御在所山裏道登山道で女性(46)が滑落重傷。警察・消防が救助
5/15(水)古賀志山(宇都宮市)で男性(68)が滑落負傷
5/16(木)六甲山に出かけた男性(72)が戻らず行方不明。5/21山中の沢で遺体発見
5/17(金)青森県今別町の山林でタケノコ採りの男性(72)が行方不明。5/19自力下山
5/17(金)京都北山の廃村八丁方面へ入山した男性(40)が滑落して重傷を負い、動けなくなる。5/17家族が通報、5/19発見救助
5/17(金)ロシア・カムチャツカ半島のカーメニ火山で山岳ガイド澤田実さん(50)が滑落死
5/18(土)屋久島で大雨による県道の土砂崩れが複数箇所発生。登山者300人超が山中で一時孤立し下山できなくなる。自衛隊などが出動し、5/19夕方までに314人が無事下山
5/20(月)富士山山梨側八合目で男性(20代)が装備不良などの理由で動けなくなり救助要請。警察の救助隊が捜索中、連絡しないまま自力下山・帰宅(遭難騒ぎ)

[6/20追記]
5/18(土)奥秩父・乾徳山で男性(62)が下山中に転倒し、意識不明の重体

気にかかった遭難事例

●澤田実さん、カーメニ火山で遭難死(5/17)
山岳ガイドの澤田実さんが、カムチャツカ半島のカーメニ火山(4575m)で滑落死亡しました。
カーメニ火山はカムチャツカで2番目に高く、国内外から多くの人が訪れるそうです。事故現場は標高約3900m、凍結した斜面から標高3600m付近まで滑落しました。ベースキャンプは標高3300mにありました。
澤田さんは未踏の東壁に挑む計画で、高度に体を慣らすため、簡単なルートから登山中でした。

山と溪谷社、2016年12月刊

澤田さんの著書は『体験的登山技術論』(ヤマケイ新書)があります。ビギナーには少し取り付きにくいかもしれませんが、登山が好きで少し経験ある人には参考になるでしょう。登山技術のことを書きながら、澤田さんの登山に対する姿勢や人柄まで伝わる本です。
澤田さんのような人も事故に遭ってしまうとは、山とはつくづく危険な世界なのだなと(それほどには見えず、だまされてしまうけど)再認識せずにいられません。

●屋久島で豪雨災害、登山者300人超が一時孤立(5/18)
18日に屋久島は、50年に1度という大雨になりました。
あの悪天候でも予定を変えずに(中止せずに)、300人以上もの人が登山に向かったのかと、正直なところ驚かされましたし、暗い気持ちになりました。あまりにも危険だからです。
テレビで男性ガイドの人が、午前中から午後2~3時までは普通の降りだった、中止できない程度の雨だった、あれで中止にしたら抗議される……という意味のことを言っていました。
大雨警報も、早朝の出発時にはまだ出ていなくて間に合わなかった、ということも。
しかし、結果的に多くの登山者が、命をおびやかされることになりました。
今回の経験から危機感をもち、反省点をとらえて修正してゆくのでなければ、いつか大きな事故が起こってしまう危険性が高いでしょう。
そういう視点から、これからの屋久島登山を注意して見てゆく必要があると思いました。

●富士山で20代男性の遭難騒ぎ(5/20)
男性は八合目で動けなくなってしまい、12:40富士吉田署に救助要請の連絡をしました。報道によれば「軽装備の登山のため、疲れて動けない」と言ったそうです。
警察は位置情報を確認するため、少し時間をおいて再度110番するように伝えました。
110番を県警本部で受けて、遭難者の位置を確認し、その場を動かないように要請しました。ところが男性は「体力が回復したので、自力で下山します」と主張して電話を切りました。
県警は男性が危険な状況にあると判断しましたが、雨の予報だったためヘリは出せず、救助隊が徒歩で現場へ向かいました。
それ以後、男性の電話は呼び出し音が鳴るだけでつながらなくなりました。救助隊は八合目付近の捜索を続けましたが男性を発見できずに、21:30で捜索を打ち切りました。
22:00に男性から電話連絡があり、男性は自力で山麓まで下山し、すでに自宅にいることがわかりました。

この男性は、遭難するとは、救助要請するとはどういうことかが理解できていなかったのでしょう。電話一本で、何人もの人が言わば危険をかえりみずに出動し、ヘリまで飛んでくれるのです。それだけ人の命が重いと考えて、多くの人が無償の行動をします。
そのような「遭難」に向かう行為の重さに対して、男性のとった行動はあまりにも軽すぎるものでした。
県警は男性にペナルティーは課さないですが、出頭してもらい指導を行うそうです。

2019GW期間の遭難データについて

GW期間の山岳遭難は、史上最多レベルの多発状況がくり返されています

春の連休中(4/27~5/6)の山岳遭難発生状況まとめが、5月10日付で警察庁から発表されました。
10日間に全国で発生した山岳遭難は、(カッコ内は昨年、次の数字は増減)
発生件数  164件(165)- 1
遭難者数  207人(187)+20
 死亡    23人( 13)+10
 行方不明  1人( 8)- 7
 負傷    76人( 74)+ 2

こういう数字をどのように見るかですが、結論から言えば、昨年と同じような状況がくり返されたと考えていいと思います。特徴は次の点です。
(1)10日間の発生件数としては非常に多い
(2)死亡者比率(行方不明を含む)は11.6%で、比較的低い割合である
(3)高山の雪山登山だけでなく、低山や日帰り圏でも多発している
(4)(この点は今年だけの特徴かもしれませんが)山菜採り遭難も多い

さまざまな形態での登山、ハイキング、山菜採りなどのレジャーにおいて遭難事故が多発し、その中で、死亡事故ではない「軽い遭難」の占める率が高くなっています。GW期間のこのような遭難状況は、ここ5年間ぐらい同じように続いています。

昔は、このシーズンの遭難というのは、雪山登山で悪天候による気象遭難が集中的に発生したり、雪崩で複数の登山者がいっぺんに犠牲になる、などというのが典型的なものでした。しかし、そういう特別に危険な状況でなくても、ごく普通の条件下で行われる登山、ハイキング、BCスキー、山菜採りなどにおいて、登山史上最多レベルの遭難発生状況になっているのです。
言い換えると、春秋の軽登山中心のシーズン、夏山登山シーズンに続いて、雪山登山が加わる春山シーズンにおいても、いわば「大衆登山」を反映した遭難発生状況になってきているのだと思います。

[グラフの説明]
GW期間の山岳遭難は、2015年に最多となりました。それまでの数年間は、毎年最多記録が更新されてゆくセンセーショナルなものでした。
しかし、2015年から今年度までは状況が変わって、ほぼ横ばいになりました。
減少と言えるほどの変化はなく、微減または微増のレベルです。2015年以降は、10日前後で160件を超える、史上最多レベルの多発状況が、毎年くり返されていると言えます。

[5月2週]連休明け1週間の遭難発生状況

[5/7~13の遭難関係ニュースから]
5月第2週の山岳遭難まとめと、関連ニュースです。

連休明けの次の週末を中心に、全国で多くの山岳遭難が発生しました。山に出かけるのが楽しい季節になって、ハイキングや山菜採りが活発に行われているためと思われます。

5/9(木)秋田県藤里町の山林で山菜採りの男性(69)が滑落死亡。5/10林道から400m離れた沢で発見
5/9(木)宮城県鳴子温泉付近の山林で山菜採りの男性(77)が滑落死亡。5/11高さ60mの崖下で発見
5/10(金)足尾・庚申山で男性(80)が下山中に20m滑落、頭を強く打ち死亡
5/10(金)=発見日/富士山山梨側八合目付近で、単独の男性(49)がスノーボード装備のまま滑落死亡しているのが発見される。8~9日の入山予定
5/10(金)熊野古道でオーストラリア人女性(66)が幅80cmの山道から崖下に滑落死亡
5/12(日)=発見日/御坂・三ツ峠大滝付近で男性(29)が死亡しているのを発見収容
5/12(日)雨飾山で男性(45)が滑落負傷。県警救助隊などが救助
5/12(日)八ヶ岳周辺飯盛山で女性(59)が転倒負傷。消防署員が救助
5/12(日)鈴鹿・竹平峠~雨乞岳で男性(68)が道迷いの連絡後、行方不明。5/13発見救助
5/12(日)高島トレイル三国岳付近で男性(70)が下山せず行方不明
5/12(日)大崩山系五葉岳で女性(67)が下山中にはぐれて行方不明。5/14自力下山
5/12(日)国見山(熊本県山鹿市)で女性(72)が下山中にはぐれて行方不明。5/13発見救助

[6/10追記]
5/11(土)三ツ峠屏風岩でクライミング中の女性(56)が転落重傷
5/11(土)剱岳でバックカントリーの男性(62)がルートミス遭難、小窓付近2300mで救助
5/12(日)鳥海山でバックカントリー滑走中の女性(70)が転倒、右脚骨折。ヘリで救助
5/12(日)伊勢本街道・飼坂峠で男性(76)が道迷い遭難、2H後に無事救助
5/13(月)鈴鹿・御在所山で男性(78)が転倒骨折、防災ヘリが救助搬送

[その他のニュース]
5/8(水)長野県が連休中の山岳遭難発生状況を発表しました。18件21人発生(前年比3件増)、死亡・不明4人
5/10(金)警察庁が連休中の山岳遭難発生状況(全国合計)を発表しました。164件(前年比-1)、207人(同+20)、死亡・不明24人(同+3)。遭難者数は過去2番目に多かったそうです
5/10(金)西上州・烏帽子岳登山口駐車場でマイクロバスが崖下に転落し、登山客19人のうち乗車していた18人中14人が負傷しました。このバスは無許可営業のいわゆる「白バス」だった模様
5/13(月)熊野古道の死亡事故に対し田辺市は対策会議を開き、古道の安全性検証を行う方針を確認しました

気にかかった遭難事例

●5/10 熊野古道
10日12:25ごろ、熊野古道でオーストラリア人女性(66)が崖から転落したと、外国人観光客から消防に119番がありました。現場は「発心門王子」から南西約2.5km地点で、山道沿いの崖から約40m下の林中で女性は意識不明の状態で倒れ、搬送された病院で約4時間後に死亡しました。
滑落地点の山道は幅約80cmで未舗装、崖側に柵などは設置されていませんでした。
熊野古道の中心地である本宮町地区は、欧米やオーストラリアを中心に外国人客が多く、2018年には外国人宿泊客が2万4957人(2008年588人)と急増しているそうです。
田辺市は古道の安全性を再検証するため、山間部にある未舗装の山道を中心に現地調査を開始しました。5月中の調査終了を予定しています。

●5/12 高島トレイル・三国岳
三国岳付近に入山したとみられる男性(70)が下山せず行方不明になっています。警察・消防など約50人が捜索しましたが発見されず、15日に公的な捜索は打ち切りになりました。16日付「ヤマレコ質問箱」で情報提供が呼びかけられています。男性は大学ワンゲル出身のベテランでしたが、単独のうえ、登山届も提出されていませんでした。
遭難者情報は、https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=5281
関連地図は、http://oginoyama.blog.fc2.com/blog-entry-680.html

●5/12 大崩山系・五葉岳
夫婦で登山していた女性(67)が下山中に夫(65)とはぐれて行方不明になりました。2人は正午すぎに下山を始め、女性は夫より先を歩いていましたが、夫が車を駐車していた大吹登山口に着いたとき女性の姿はありませんでした。しばらく捜し続けましたが見つからず、21:50に110番しました。
2日後の20:00ごろ、女性は延岡市上鹿川の民家まで自力下山したため無事が確認されました。下山地は山頂から約7km離れており、大吹登山口とは全く別の方向でした。2日間長い距離を迷い歩いたことが推測できます。生還できたことはすばらしいですが、道迷い遭難の最も危険なパターンにはまってしまった例と言えます。