赤城山 2019年1月19日

 前夜車で赤城山南麓にある道の駅「ふじみ」に行き車中泊。翌朝8:10始発のバスで赤城山へ向かいました(ちなみに土日祝のみ6:15始発もあります)。
 山麓は晴れで雪はまったくなし。しかし途中で路面が凍り始め、箕輪では1cmほど薄く雪が積もって、空からも小雪がぱらつき始めました。バスは20分ほど停車してチェーンを巻きました。それからは雪景色になっていき、雪山登山ができそうなので安心しました。
 大沼(「おの」と読む)湖畔の「あかぎ広場前」で下車しました。冷たい風が吹きすさび、灰色の湖面にワカサギ釣りのテントが寒そうです。けっこうな数の車が来ていて、登山者も次々と出発していきます。

01:猫岩から大沼、赤城神社

 赤城山は人気の(便利な)雪山になっていました。拙編著『雪山登山』が出るころより以前は、雪山登山対象として赤城山はそれほど注目されていませんでした。当時は、ピッケル、アイゼンを使わずに登れる赤城山は、やさしすぎると考えられていたのでしょう。
 登山口で、一群の人たちがアイゼンをつけていました。私は靴のまま通り過ぎ、登り始めましたが、すぐに少し後悔することになりました。雪が少ないうえにアイゼンで踏み固められ凍ったステップは、ツルツルして滑りやすかったからです。ほとんどの人が最初からアイゼンをつけて歩いていました。

02:キツイ登りが稜線までつづく

 猫岩で展望が開け、大沼と赤城神社が見下ろせます。毛坊主のような鈴ヶ岳だけは陽がさして明るいですが、そのほかの山は雲の中に沈んでいます。
 あとから登って来る人に次々に追い越され、少しプライドが傷つきますが、体力が落ちているので仕方ありません。自分のペースで登ります。
 上の稜線が思いのほか近く見えたのでGPSを操作すると、稜線まで高差約50mの地点まで来ていました。そのまま登ってしまいました。これで登山口から1時間20分、バス停からだと1時間40分ノンストップです。飲まず食わずの山歩きは体に負担が大きく、あまり勧められたものではありません。

03:黒檜山山頂、午前は展望なし
04:展望台へ行くトレース
05:霧氷
06:信越方面の大きな展望(展望台から)
07:にぎわう黒檜山付近

 霧氷というのか、雪のつぶつぶが木の枝に砂糖菓子のように凍り付いています。降雪量が少ない山ならではの雪の造形です。写真に表現できればいいのですが、うまく撮れないだろうと思いつつ何回もシャッターを押しました。
 簡単に登れてこのきれいな雪景色が見られたら、ビギナーは雪山の虜になることでしょう。でも、ちょっと滑る場所で、ビギナーにすぐアイゼンをはかせてしまう大甘のやり方をしていると、本当の雪上歩行のバランスが体得できないかもしれません。
 そういう私も、黒檜山からの急下降に備えてアイゼンをはきました。私のような中高年は転ぶと骨折する危険性が高いから、アイゼンをはいて慎重に歩いたほうがいいのです。南向き斜面でさらに雪の少なくなった登山道はアイゼンで歩きづらかったです。

08:霧氷の樹木におおわれた駒ヶ岳北面
09:木の影(大ダルミ付近)

 最低鞍部(大ダルミというらしい)は風が強く、駒ヶ岳の北面も全面がシュガーツリーになっていました。晴れ上がって山々が輝き、谷川連峰以外の四方の山々がすべて見渡せる好天になりました。駒ヶ岳からは筑波山や富士山も見え、雪のない関東の広漠とした地塊が広がっていました。
 雪山入門にふさわしい、短い一日の雪山歩きでした。

10:駒ヶ岳稜線から黒檜山
11:駒ヶ岳登山口に下りた
12:駐車した富士見温泉からの夕景

[注]『入門&ガイド 雪山登山』の訂正です
(1) P157マイカー情報/「AKG冬割バス」は「AKG冬割パス」の誤り。ただし、この割引チケットは車中では販売されていませんでした。廃止された可能性があります(バス会社にまだ問い合わせていません)。正規運賃は富士見温泉から赤城山上各バス停まで片道1200円です。
(2) P157追加情報/富士見温泉の入浴料は510円。なお、道の駅「ふじみ」の野菜販売は安くお買い得です。

[1/21追記]「AKG冬割パス」は今年も販売中で、富士見温泉~赤城間往復1650円(750円割引)。ただし前橋駅から乗車する場合は、別途前橋駅~富士見間の運賃が必要です。バス車中で販売し、道の駅「ふじみ」などでは販売していないそうです。関越交通渋川営業所0279-24-5115

大倉尾根~塔ノ岳 2019年1月13日

 前日、関東地方に雪が降るかもしれないというので、早起きをして丹沢に向かいました。大倉尾根から塔ノ岳へ登ります。雪山入門ルートの1つです。
 天気予報は外れぎみで、雪があるかどうかは微妙でした。小田急線の渋沢駅からは朝日に染まった大倉尾根が望まれました。上部は雲の中です。
 大倉を7:50に歩き始めました。雪用スパッツをつけましたが雪はまったくありません。
 最初の小屋(観音茶屋)、雑事場ノ平、見晴茶屋までで約1時間、小草平(堀山の家)でさらに1.5時間でした。

01:雑事場ノ平、大倉高原への山道が分かれる
02:見晴茶屋から相模湾
03:堀山(吉沢平)付近、森の表情

 この上で木の枝に白い霜が見え始め、やがて雪の景色に変わっていきました。
 花立山荘までの区間は1~2cmの積雪でした。私はこの周辺が深い溝でえぐれて荒廃していた時期しか知りません。登山道の復旧が進められてすっかり様変わりしていました。
 約1時間で花立山荘に着きました。空は明るくなってきましたがまだ晴れません。
 ここから花立、馬ノ背、金冷シにかけて、雪の風景が最もきれいでした。積雪は2~3cmです。前夜に降った雪が凍結して、翌日気温が上がって落ちてしまうまでのわずかな時間に、幸運にも出会うことができました。

04:天神尾根分岐付近、雪があらわれる
05:植生が回復していた花立山荘下の斜面
06:金冷シ付近、雪の風景(1)
07:金冷シ付近、雪の風景(2)
08:難所、崩壊した馬ノ背の稜線


 塔ノ岳からは蛭ヶ岳方面も見えましたが、頂上からまだ雲が取れません。昼食をかねて40分ほどいて、もう下山を始めようというころ、ようやく蛭ヶ岳が姿を現しました。

09:塔ノ岳直下
10:塔ノ岳山頂
11:塔ノ岳から蛭ヶ岳、丹沢山

 花立まで下ると、大丸から小丸尾根方面の樹林帯が陽を受け、雪をつけたシュガーツリーが輝きました。写真に定着させる腕前を持っていないのが残念でした。
 昔、沢登りなどの帰りに駆け下っていた大倉尾根は、ズタズタに傷つけられて荒れ放題でした。今は工事用のバラスは敷かれているけれど、長年にわたる活動により植生が復活し、豊かな自然の表情を取り戻しつつあるように見えました。
 大倉尾根の往復だけでしたが、十分に楽しい山歩きができました。

12:小丸尾根方面の着氷した樹々


[注]『入門&ガイド 雪山登山』の訂正です
(1) P165地図中/大倉高原山の家は閉鎖されました。キャンプ場は利用可能です(2019年1月現在)。
(2) P165マイカー情報/戸川公園の3カ所の駐車場は全日有料に(低料金です)、開門時間は8:00~21:00に変更されました。民間駐車場の利用料金(低料金です)も変更になっています。

神成大平山 2019年1月4日

 1週間の帰省期間は、ほとんど雪かき作業で終わってしまいました。夜行バスで帰宅しようという最後の日に、スノーシューをはいて近くの山へ出かけました。
 阿仁前田と阿仁合の旧町境近くにある神成(かんなり)集落の裏山です。ずいぶん以前に山道が整理されて、大平山と呼ばれているそうです。私の少年時代(1960年代後半)、このへんの山はすべて子どもたちの遊び場でした。

1:25000「阿仁前田」より作成

 国道105号線バイパスのログハウス風建物のある左側から山道に入ります。左側にたくさんタラノキが出ているわきを通り、右折して林道に上がります。左へ行くと林道上の最高点で、ちょっと見晴台のようになっており、「窓」と呼ばれる稜線上の峠です。ここを右折するとすぐ右側に鳥居があって、大平山の登山口になっています。尾根に向かって登り、尾根に出たら左に曲がって稜線をたどります。
 私の少年時代には、このへん全体が雑木林で、燃料の薪を伐り出す林だったと思います。今は手入れの不十分な杉が伸びて展望が悪くなってしまいました。稜線の左側に少しだけ雑木林が残っていて、木の間から青空が見え、日が差し込んでいました。

01:林道に作られた登山口
02:スノーシューのトレース
03:雑木林の枝越しに青空がのぞく

 地図で三角点の記号がある付近は、ちょっとした広場になっていました。
 集落に面している右側斜面は、子どもらが冬にスキーをする遊び場でした。毎日ここに通って雪まみれになりながらスキーをしました。そして、たまにはこの稜線まで登りつめて、反対側の斜面に滑り下りました。初めての斜面に出て深雪を滑るのはドキドキする冒険でした。スキーはゴム長靴に革ベルトで取り付ける粗末なものでした。小学5年~中学1年のころです。
 雪の上にはたくさん足跡があって、犬のようにも見えます。足跡から動物の種類がわかったら、それだけでずいぶん楽しめるでしょう。
 三角点の広場から少し下り気味にたどって、最後に10mほど短く登ると頂上に着きました。展望はよくないですが、木の枝越しに阿仁前田の集落と阿仁川が見えます。晴れれば森吉山も望めるでしょう。

04:三角点付近と思われる小広場
05:縦横にアニマルトラックが残されている
06:大平山頂上の小屋

 頂上の小屋は昔からあって、中で花札を打って遊んだ記憶があります。「太平山神社」と書かれていましたが、石に刻まれた字は「大平山」で、どちらが正しいかわかりません。この地方の山は、すべて秋田の太平山と関係が深いようなのです。
 ここまで順調に来られたので、変化をつけて稜線を縦走してみることにしました。登ってきた方向と逆側、北方の尾根へ向かいます。

07:小屋内は神社になっている
08:山頂からの眺め、小又川合流点
09:地図読みをして東方向へ下る

 標高190m付近(A地点)で北東の支尾根へ入りそうになり、修正して引き返しました。こんなとき誤ったことに気づくには、直感と地図読みの力が必要だと思います。一帯は平坦でルート判断が難しい地形となり、誤って左右の支尾根や、浅い沢筋に入りそうになります。
 道形らしい箇所をさぐりながら尾根突端の送電鉄塔まで来ました。その先はヤブの茂った急斜面になっています。戻って東側の浅い沢地形に沿って下ると、うまく山道に当たって林道に出ました(送電鉄塔があれば、かならず通じる山道があるはずです)。

10:無事に林道へ下りた
11:林道側壁の崖、雪崩もあるだろう

 滝ノ沢と神成集落を結ぶ林道を南方向へ歩きました。すぐに右側の崖からスノーボールが大量に落ちている箇所がありました。この上に迷い出たら危険でしょう。また、雪が多ければ雪崩が起きてもおかしくない地形です。小さな山でも危険はあるものです。
 この地方の山に第一歩を記すことができました。
 雪山ハイキングとして楽しめるルートかどうかわかりませんが、私自身にとってはなかなか楽しめるものでした。

12:神成集落の外れに下りた

【参考時間】 国道105号<ログハウス>(0:20)登山口鳥居(0:35)太平山(0:40)鉄塔(0:45)国道105号<神成入口> 合計2時間20分
(注) 秋田内陸線「前田南」駅から国道105号線の登山口・下山口へは各約20分。また、下山地点から四季美館へ15分、さらに秋田内陸線「阿仁前田」駅へ20分。

七角山登山 2019年1月1日

 七角山(ななかどやま)は阿仁前田地区の阿仁川岸(右岸)にそびえる三角形の山です。「前田富士」の別名があります[注1]。
 毎年、森吉山岳会の正月登山は七角山に登ります。元日の9時から登り始めるようですが、トレースがありますから、だれが何時に行ってもいいのです。
 前田中学校時代の同級生Kさんに誘われて、元日の9時すぎから登り始めました。
 参加者はKさんと山岳会会長のMさん、それに私の3人だけです。
 出発前、Kさんは「先頭で2人で歩くから、まあ、何もいらねべ」と言いました。かんじきやスノーシューは不要という意味でした。
 2人は特に待つでもなくさっさと歩き始めました。私は、冬靴をはき、スパッツをセットし、ポールを用意しました。いちおう持っていこうと思い、スノーシューを抱えて後を追いました。

01:杉林の中を行く

 神社への登り道のわきからルートが始まると、すぐに膝ぐらいの深いトレースでした。それを一目見て私もスノーシューを履き、トレースを追いました。
 人けのない整理された杉林の中に入りました。山の静かな空気に包まれると気持ちが落ち着きました。若いころは何の感慨もなく通り過ぎていた日本の山里の風景が、今はことさらに気持ちよく感じられます。
 ルートが登りにさしかかった地点で、Kさん、Mさんはひと休みしていました。トップを歩いたKさんは少し上気した様子でした。休んでいる間に少しでもルートを進めておけばと思い、「先に行ってます。そこから左に上がればいいね」と言って先に出ました。
 ルートには目印になるものは何もなくて、山道のある付近の上はそれなりの空間があいているので、そこを察知してたどるだけです。地形図も持ってきていましたが、道記号(破線=徒歩道)がついているわけでもなく、役に立ちません。しかし、地元でガイドをしているKさんは自分の庭のようにルートを知っているでしょう。
 山道と思われる白い雪の帯が途切れ、左手のほうに帯が続いていると推測し、左折してそちらへ向かいます。そのルートが行き詰まった所でKさんを待ちました。
 「ここで、えが(良いか)?」ときくと、「え(良い)。右行って、左な」とKさんが言うので、右折して斜め上に登り、さらに左折してジグザグに登ります。前方に行き詰まりそうな急斜面が見えてきたので、そこを避けるために、右折~左折を1回入れて、1段高いラインを行くように調節しました。
 尾根上らしい所へ出て、右折してゆるやかになった稜線を少し登り詰めると、「窓」と呼んでいる展望台へ出ました。これで半分か、それ以上登ったことになります。「窓」からは阿仁前田の集落と阿仁川が眺められます。山々は雪雲におおわれて見えません。

02:中間地点「マド」の展望台
03:雪の湿気が高いため木枝にくっつく
04:前田地区と阿仁川

 M会長が先頭で登り始め、途中でKさんに代わり、私がいつでも交替できる気持ちで後ろにつきました。後から犬連れの人が追い着きましたが、お名前は不明です。山岳会の会員かもしれません。
 稜線に出て風が強くなり、雪雲が切れて青空ものぞいています。立派な碑のある山頂に着きました。碑には「三吉神社」と刻まれています。
 お神酒と餅、少々の料理を並べ、Kさんが持ってきたモロビの小枝に火をつけます。ろうそくではなくモロビを焚くのは、昔の信仰登山(森吉登山)でこうしていたという話です。だれも知らず、気にかけられてもいない、森吉山の信仰登山の史実も、調べて正式な記録として残しておかないといけないなぁと思いました(私たちが死ぬ前に?)。多くの人が作り上げた文化は、継承され、遺されてゆく価値のあるものです。
 相当量のお神酒をいただきました。かたづけて下山にかかりました。多少酔いが入っていてもだいじょうぶな程度の小さな山です。
 山を下りてから「クウィンス森吉」(阿仁前田駅の施設)に行って、2階の談話室で懇親しました。Kさんは地元の過疎化のことを話していました。私は県外者で、年に何回か訪れるだけですが、Kさんの考えることはよくわかりました。故郷がよい方向に進展してほしいといつも願っています。

05:七角山の頂上直下
07:モロビを焚く(同)
08:森吉山岳会の重鎮(?)

[注1] 「前田富士」という名称は、今は統合でなくなった前田小学校(旧森吉町立)校歌の最初に歌われています。この校歌は「浜辺の歌」で有名な成田為三氏が作曲したものです。次のような詩です。

「前田小学校校歌」
   昭和3年(1928)制定
  作詞:高橋政和 作曲:成田為三
一.窓にそびゆる前田富士 軒端流るる阿仁川や
  山うるわしく水澄みて わが学び舎の気高さよ
二.春はかすみの中をぬい 秋はさぎりの道をふみ
  朝な夕なにいでいりて わが学び舎の懐かしさ
三.あゝ冬の日のろのほだ火 あゝ夏の日の冷風や
  昼夜ここに集い来て わが学び舎の楽しさよ
四.われらが学ぶその心 われらが歌うそのひびき
  みな山川にならいきて わが学び舎の悦しさ
五.清き風をば胸に吹い 強きからだを鍛えつつ
  神のまなごぞ育つなる わが学び舎の厳しさよ

10:まだ小さいが雪庇もある
11:雪で飾られた木々
12:ふたたび見晴台より

『山と溪谷』2019年1月号掲載

『山と溪谷』2009年1月号への掲載報告です。
(1)平成遭難史まとめ P68-69
本号は平成最後の年にあたっての平成まとめ特集です。いろいろな見方があるでしょうが、ここでは、平成とは山の遭難が約600件(平成元年)から2600件(平成29年)に激増した時代だということを言っています。内容つめ込みすぎでまとまりに欠けますが、ご一読のほど。

今号の第1特集「登山の現在形」より

(2)小室川谷ヘリ二重事故(2017.5.14)の事故調査報告書公表
   ― ヤマケイ・ジャーナルのニュース P178
事故発生当時もあまり大きく騒がれなかったと記憶しています。ヘリの事故で要救助者が死亡するというとても辛い事故でした。逃げることも隠すこともせずに、きちんと客観的な報告書が公開されました。事故報告は主観をはさまずに、客観的な事実に沿って行われることが重要です。遭難報告ではそういう点に注意しながら見ていきたいと考えています。

ヤマケイ・ジャーナルのアクシデントコーナー

(3)丹沢遭難発生マップ(2017年度) P14-149
丹沢の遭難発生マップが世に出るのは2014年以来4年ぶり。何とかくい下がって情報を提供してもらえました(提供する側にとっては大変手間のかかる作業と思います)。毎年継続できるといいのですが。。。マップはやや見づらいと思います。申し訳ございません。大山と塔ノ岳に集中していますので、この周辺を拡大図にするべきでしたが時間的余裕はありませんでした。後半は事例紹介ですが、近ごろ問題を感じる「バリエーションルート遭難」をあげています。遭難はきわめて身近にあることが理解してもらえればと思います。

丹沢遭難発生マップ、さらなるシェイプアップが望まれます
丹沢遭難の事例紹介、客観的な記述を心がけています

(4)『55歳からの やってはいけない山歩き』がブックコーナーに取り上げられました。評者はFB友でもある熊沢さん。ありがとうございました。本来の内容は軽いテーマではないのですが、販売上ビギナー向け「軽い本」のカタチをとっています。ヤマケイさんの書評欄に取り上げられるのは光栄でもあり、うれしいことでした。

ヤマケイ・ジャーナルのブックレビュー

(5)付録・山の便利帳
登山行程図、グレード表、登山条例などを担当してまとめています。今の時代、どちらもけっこう大事な情報ですよね。グレード表は突っ込んで調べていくと、地域でしか知られない山やルートが出てくるので興味深いものでした。

1月号表紙と山の便利帳(新規追加した大雪山グレード)

compassで登山届を提出してみた

自分はいちおう社会人山岳会に入っているので、これまでは山岳会仕様の「登山計画書」を書いて、そのコピーを「登山届」として警察(つまり登山届ポスト)に出してきました。そのやり方にすっかり慣れていて、短時間で簡単にできるのですが、今回あえてcompassで登山届を提出してみました。
日本山岳ガイド協会の運営するcompassは、多数の自治体や警察と連携しています。神奈川県警もcompassと協定を結んでいるので、compassに登山届を提出すると神奈川県警にも同時に提出したことになります。
結論を先に言うと、compassでの登山届は期待したほど簡単ではなかったです。登山者の側からみて、紙の登山届より簡単にできる、山岳会の届出よりも便利、ということはないでしょう。
IT技術を使っても、登山計画書を作って登山届を出すということは、やはり初心者(あるいはベテランでもこの方面の意識が弱い人)には高いハードルではないかと思います。
前言が長くなってしまいましたが、compassの手順を具体的に説明してみます。

(1) 会員登録
compassはSNSです。最初に会員登録をして、ID(メールアドレス)とパスワードを設定します。登録のときに、氏名、生年月日、性別、血液型、住所、電話番号を入力します。以上の個人情報は必須ですが、氏名以外は非公開になっています。

(2) 登山計画―ルート作成
マップから作成する方法と、フォームに入力する方法があります。ここではマップ上で作成する手順をやってみます。すみませんが、画像は皆無です。
マップ画面を開くと、地理院地図に赤線ルートが引かれた状態で読み込まれます。左上の「地点」をクリックすると、記号で地点情報が表示されます。記号をクリックすると右上のウインドゥに情報内容が表示されます。遭難事例の情報まであります。
左上の「計画」をクリックすると、黄色円の地点マークが散在するマップに変わり、右上のウインドゥは「計画作成」タブに切り替わります。赤線のルート上にカーソルを持ってくると連続した黄色のマークが出ます。地点登録したい場所にカーソルを移動し、1回クリックすると、右上のウインドゥにその地点が登録されます。その地名が出る場合もありますが、多くは「名称未設定」です。地名はあとで自由に入力することができます。
最初に地点登録すると青で「入」マークになり、2番目の地点を登録すると青で「下」マークになって、その区間が青線に変わります。3番目の地点を登録すると青で「下」マークになり、先ほどの2番目は「1」に変わります。以下、登録地点が増えるごとに青の番号・記号が追加されていき、青線でルートが示されます。ルートがまちがっているときは、経由地を追加して修正します。

(3) 登山計画―時刻設定
3つ以上の地点が設定されるとルートが成立し、適当な時刻があらかじめ記入されています。青の「設定」ボタンから「入山年月日」をクリックして入山年月日を入力します。「下山年月日」をクリックして下山年月日を入力します。
また「設定」-「タイム計算」をクリックすると、デフォルトの時刻設定倍率を変えることができます(0.7~1.3倍の間)。ちなみに、時刻設定は休憩時間を含むもので、1.0倍でも比較的ゆるめの設定になっているように感じました。
次に、各地点の右にある鉛筆マークをクリックすると地点ごとのウインドゥが開き、地点名、着時間、発時間を変更することができます。時刻は論理的に矛盾しないかぎり、自由に決められるようです。
全地点の設定が終わったら、下の「次へ」をクリックして「情報入力」へ進みます。

(4) 各種の情報入力/第1面
マップ画面は終わり、ここからはフォームの入力になります。グループ(任意)、山名・目的(必須)を入力または選択します。グループは、デフォルトで「なし(個人)」が入っています。
入山口、経由地、泊地、下山口は、先ほどマップ上で設定した内容が入っています。ここで変更することもできます。
最後に「エスケープルート」があります。これは、エスケープルートの意味と必要性が理解できないと決められない項目です。エスケープルートの意義を理解してもらって、ぜひ設定できるようになってほしいと思います。

(5) 各種の情報入力/第2面
食料・装備内容を入力します。行動食の「~回分」はわかりにくいところです。1日分用意した行動食を1回分と読み換えてもいいでしょう。日帰りで「昼食+行動食」持参なら、食料1食、行動食1回分です。1泊2日で「行動食、夕食、朝食、行動食」持参なら、食料2食、行動食2回分です。
このほかに、無線機の有無、山岳関連団体への加盟、山岳保険(制度)への加入を入力します。

(6) 各種の情報入力/第3面
同行者・緊急連絡先について入力します。同行者については、同行者人数、同行者名(カタカナ)、性別、メールアドレスを入力します。メンバー全員の個人情報を記載していた方式に比べるとかなり簡略化されています。
緊急連絡先は、名前、電話番号、メールアドレスを入力します。複数の緊急連絡先を設定することもできます。
※緊急連絡先は登山計画の最重要項目の一つと言えます。自分の登山を理解してくれる人に登山内容を知らせて出かけるというのは、遭難対策をするうえで非常に重要なことです。

以上で入力が終わり確認画面に進みます。入力内容をひととおり確認して「登山届を提出」をクリックすると、登山届がcompassに提出されます。

(7) 登山届提出後
登山届を提出するとcompassから受付メールが届きます。そこには登山計画の登録ナンバーとともに、下山通知をするURLが記載されているので、そのメールを携帯電話に転送しておきます。下山したらできるだけ早く、そのURLにアクセスして下山通知をします。下山通知はボタンをクリックするだけで簡単にできます。
compassは下山通知を受け取ると、それを緊急連絡先に転送します。
compassは、下山予定時刻より3時間以上過ぎて下山通知がない場合、申請者へ確認メールを送ります。また、下山予定時刻より7時間以上過ぎて下山通知がない場合、緊急連絡先へ通知します。

このように優れた遭難対策のシステムなのですが、入力項目が多く、短時間で簡単にできるわけではありません。エスケープルートや緊急連絡先の設定などは、登山計画と遭難対策について一定レベルの理解力が必要になります。そういう点で、これから山歩きを始めようというビギナーには少々ハードルの高いものだと思います。
しかし、登山のリスクをよくわかっていて、入力作業が抵抗なくできる人には、とても便利なシステムだと思いました。

丹沢大山に登ってきました

10月16日(火)丹沢大山に登ってきました。
火曜日だというのに、ヤビツ峠行きのバスは満員で、立っている人も。
ヤビツ峠からイタツミ尾根を登れば標高差500m、頂上まで1.5時間程度のコースです。ときおり展望が開けると湘南の海岸線が眼下に見えます。表参道を阿夫利神社下社に下りました。神社周辺の杉林は立派でした。樹齢600~800年の古木もあるらしいです。
けっこう遅い時刻まで、軽装の人も次々に登ってきていました。
ほとんどの人はケーブルで上り下りしています。女坂を歩いて大山寺経由で下りました。
[データ]
コースタイム2.8時間、ルート全長5.8km、登り標高差507m、下り標高差960m、ルート定数12.5/体力度2
(コースタイムは「山と高原地図」、距離・標高差は「カシミール3D」で計測しました)

01:イタツミ尾根上部から相模湾

02:大山山頂(少し手前)

03:「ぼたん岩」の表示あり。広沢寺弁天岩と同じ岩質

04:下社近くの杉林

05:阿夫利神社下社。観光客や園児の遠足でにぎわっていた

06:女坂途中にあったお墓で

07:無縁墓地

08:ケーブル下駅から茶店の間を下る

大雪・愛山渓二重事故の事故調査結果

[7/24~30の遭難関係ニュースから]
7月24日(火)、北海道旭川市消防本部は、6月23日に愛山渓村雨の滝で遭難者の救助活動にあたっていた男性隊員(32)が雪渓上で滑落し、意識不明となった二重事故について、事故調査結果を発表しました。それによると、男性隊員の主な役割は応急救護や搬送作業で、登山靴などは貸与されておらず、当日も平地で使用する靴を履いていたとのことです。軽アイゼンがあったもようですが、2人とも装着していませんでした。
なぜ、山岳救助専門の研修・訓練を受けていない隊員を派遣したのか、指示系統などの問題点は明らかになっていません。派遣理由については、「現場は登山道で、山岳救助の専門知識を必要としない遭難者の救命措置と搬送業務になると判断した」と説明しています。
同消防本部では2014年から山岳救助支援隊員の養成に着手して、2人が国立登山研修所の研修を受講し、6人が東京消防庁などの救助訓練に参加しましたが、滑落した男性隊員はどちらも受けていなかったそうです。

◆各地で夏山の遭難事故が発生しています。富山県では7月に入って登山事故が多発し、24件26人(7/1~25)の発生数は、昨年同期の3倍になっています。県警担当者は、「猛暑で登山者の集中力が低下していた可能性がある」と指摘しています。

◆埼玉県で、ヘリ救助手数料の徴収事例が1月以降3件あったことが発表されました。1月二子山(60代男性)、3月両神山(50代男性)、5月日和田山(40代女性)の3件。

7/24(火)榛名・相馬山で滑落死した男性(64)を発見。山頂北側崖下200~300m地点
7/24(火)北ア・唐松岳で男児(12)が体調不良。ヘリで救助
7/24(火)鈴鹿山系水無山で女性(45)の滑落した遺体発見
7/25(水)南ア・観音岳で男性(63)が浮き石で転倒、重傷。ヘリで救助
7/25(水)北ア・唐松岳で男性(68)が転倒、負傷。ヘリで救助
7/25(水)北ア・蝶ヶ岳ヒュッテで女性(50)が体調を崩し行動不能。7/27ヘリで救助
7/25(水)22日にK2登頂に成功した「北日本海外登山研究会」の男性隊員(41)が、下山中に滑落し行方不明になったことが明らかになる
7/26(木)南ア・大門沢登山道で男性(72)が滑落、重傷のもよう。ヘリで救助
7/26(木)北ア・北又小屋付近で、学校行事に参加していた女子生徒(14)が滑落、重傷。ヘリで搬送
7/26(木)北ア・白馬大雪渓岩室付近で男性(77)が転倒、負傷。ヘリで救助
7/26(木)北ア・白馬大雪渓葱平付近で男性(68)が体調不良により行動不能。ヘリで救助
7/27(金)北ア・涸沢上部で男性(79)が疲労により歩行困難。県警救助隊が救助
7/27(金)南ア・北岳二俣分岐で女性(64)が転倒、重傷。ヘリで救助
7/27(金)南ア・北岳山荘で男性(60代)が足の痛みを訴え行動不能
7/28(土)北海道ニペソツ山で親子(男性46・11)が道迷い遭難。ヘリで発見救助
7/28(土)富士山御殿場口六合目で、安全誘導員の男性2人が強風で動けなくなり救助要請。救助後に男性(71)の容体が急変し、低体温症で死亡
7/28(土)妙高山赤倉登山道付近で男女(40代)が道迷い遭難。ヘリで救助
7/28(土)北ア・白馬大雪渓で女性(63)が疲労により歩行困難。救助隊が救助
7/28(土)北ア・槍ヶ岳北鎌平付近に倒れた男性(69)の遺体発見。死因は低体温症
7/28(土)北ア・燕岳富士見ベンチ付近で女性(35)が転倒、重傷。救助隊が救助
7/28(土)屋久島の安房川で沢登り中の女性(27)が急流に流され行方不明
7/29(日)飯豊・石転び雪渓で男性(70)がルートを迷い救助要請。7/30ヘリで救助
7/29(日)北ア・白馬大雪渓葱平付近で男性(71)が落石により負傷。ヘリで救助
7/30(月)北ア・不帰2峰北峰付近で男性(60)が行動不能。遭対協隊員らが救助
7/30(月)北ア・八方池山荘で女性(76)が転倒・負傷。遭対協隊員らが救助

富士山の道迷い対策事業で実証実験

[7/17~23の遭難関係ニュースから]
富士山で登山者の位置情報データを収集する実証実験が行われるそうです。
富士山の4ルート各五合目で、登山者に小型のビーコン(発信機)を配ります。一方、各ルートの五合目~山頂間計50カ所に、ビーコンの電波を受信する装置を設定します。受信装置でビーコン番号や通過時刻を記録・収集しながら、登山者本人もスマートフォンで位置情報を確認できます。
ビーコンは約7000個を用意しており、夏山シーズン中の富士登山者は1日最大6000人程度ということなので、ほぼすべての登山者に配ろうという大規模な調査です。
調査期間は8月18~27日、午前8時から夕方まで。調査は総務省の委託を受けて、一般社団法人「富士山チャレンジプラットフォーム」や山梨県など5団体が行います。
登山者の道迷い対策はもちろんですが、道標などの整備計画への指針、災害関連情報(たとえば噴火)の伝達など、多方面の利用が期待されています。

富士山チャレンジ2018のチラシ

7/16(月)南アルプス薬師岳で男性(57)が下山中に転倒重傷
7/16(月)南アルプス北岳で男性(57)が下山中に転落軽傷
7/16(月)南アルプス北岳で男性(42)が腰の痛みを訴え救助要請、病気要因のもよう
—- 以上は前回把握できていなかったもの —-
7/17(火)山梨県早川町の沢で男性(59)の遺体発見。13日に塩見岳へ入山した行方不明者
7/17(火)八ヶ岳・赤岩ノ頭付近で女性(47)が転倒重傷、ヘリで救助
7/17(火)中央アルプス越百山東面で男性(35)が道迷い遭難、ヘリで救助
7/18(水)妙高山燕新道の大倉沢付近で男性(60代)が道迷い遭難、ヘリで救助
7/18(水)北アルプス槍ヶ岳で男性(29)が疲労により行動不能。19日ヘリで救助
7/18(水)六甲・芦屋ロックガーデン方面へ入山した男性(74)が行方不明
7/19(木)北アルプス爺ヶ岳で女児(12)が体調不良により行動不能、ヘリで救助
7/19(木)北アルプス北穂高岳で男性(74)が疲労により行動不能。20日ヘリで救助
7/19(木)北アルプス奥穂高岳で男性(72)が足首を捻り負傷。常駐隊員が救助
7/19(木)北アルプス西穂稜線の間ノ岳で男性(62)が滑落、20日に遺体発見
7/19(木)マッターホルンの標高約4100mで、14日、日本人男性(67)の遺体発見。この日スイス警察が発表
7/20(金)北アルプス槍ヶ岳で女性(69)が転倒重傷、ヘリで救助
7/21(土)南アルプス前衛の櫛形山で男性(61)が道迷い遭難、22日救助
7/21(土)八ヶ岳・赤岳で男性(70)が転倒重傷、ヘリで救助
7/21(土)北アルプス白馬乗鞍岳で男性(58)が雪渓上で滑落負傷、ヘリで救助
7/21(土)北アルプス北穂高岳で男性(85)が滑落負傷、ヘリで救助
7/21(土)北アルプス常念岳で男性(82)が転倒負傷、女性(22)が体調不良で行動不能。いずれもヘリで救助
7/21(土)福岡市の油山で男性(90)が道迷い、下山せず行方不明
7/22(日)南アルプス尾白川渓谷の錦滝で倒れた男性(75)を発見、頭部外傷で死亡
7/22(日)志賀高原裏志賀山で男児(10)が転倒負傷、ヘリで救助
7/22(日)長野県飯田市の梶谷川沿い山林内で渓流釣りの男性(85)が行方不明。警察・消防により無事発見
7/22(日)北アルプス燕岳で男児(9)が体調不良により行動不能、遭対協隊員が救助
7/22(日)北アルプス蝶ヶ岳で男性(58)が転倒負傷、県警救助隊が救助
7/22(日)対馬・白嶽でツアー参加者の韓国人男性(58)が行方不明、23日ヘリが発見救助

夏山シーズン始まり、北鎌尾根で30代男性が滑落死

[7/10~16の遭難関係ニュースから]
夏山シーズンに入り、平地では猛暑ですが、山上では登山日和の好天が続いているようです。7月14~16日の「海の日」連休を中心に、多くの山岳遭難事故が起こりました。現在のところ、死亡事故は、7月15日に槍ヶ岳北鎌尾根で起こった30代男性の滑落事故だけとなっています。
蔵王山中の濁川では性別不明の遺体が発見され、先月から行方不明になっていた20代男性登山者のものとわかりました。発見場所は熊野岳登山口から約3km地点と報道されていましたので、カモシカ尾根の取付点付近ではないでしょうか。
なお、7月10日にはタイ北部の洞窟に取り残されていた少年らが全員無事救出され、世界的なニュースとなりました。救出方法・タクティクスなどに、山岳遭難にも通ずるヒントがあるかもしれません。

蔵王・濁川源頭部「大黒天」のあたり

7/10(火)中央アルプス・将棊頭山で男性(66)が道迷い遭難
7/10(火)タイ北部チェンライの洞窟に最後まで残されていた少年ら5人を救出。事故発生から18日目にして全員救出に成功
7/11(水)白馬大雪渓上部で外国人男女(19・20)が滑落、救助隊が同行下山
7/11(水)文部科学省で「全国山岳遭難対策協議会」開催される
7/13(金)至仏山から下山中の女性(66)が木の根に足をとられ転倒骨折、ヘリで救助
7/13(金)鹿島槍ヶ岳で男性(59)が滑落負傷、遭対協が救助
7/14(土)蔵王山中濁川の河川敷で白骨化した遺体発見。6/26から行方不明の男性(27)
7/14(土)大川入山(長野県阿智村)で男性(57)が転倒負傷、ヘリで救助
7/14(土)白馬乗鞍岳で男性(66)が転倒負傷、ヘリで救助
7/14(土)燕岳で女性(58)が体調不良により行動不能、ヘリで救助
7/15(日)福島県南相馬市の山道で男性(56)が滑落負傷、ヘリで救助
7/15(日)奥秩父・廻目平付近の岩場でクライミングの男性(47)が転落負傷、ヘリで救助
7/15(日)剱岳2650m付近で落石事故、男性ガイド(60代)と女性(50代)が重傷
7/15(日)西岳・水俣乗越付近で男性(50)が転倒負傷、ヘリで救助
7/15(日)槍ヶ岳北鎌尾根2500m付近で倒れた男性(36)を発見、翌日ヘリ救助後に死亡確認
7/15(日)前穂高岳で男性(50)と男性(68)がそれぞれ滑落負傷、ヘリで救助
7/16(祝)富士山吉田口下山道七合目付近で男性(10代)が鎖骨骨折など(滑落事故か?)
7/16(祝)白馬岳で男性(64)が疲労のため行動不能、常駐パト隊などが救助
7/16(祝)常念岳で女性(38)が右足骨折、ヘリで救助